矢崎エナジーシステム株式会社(東京都港区)は、富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社(山梨県南アルプス市)の全株式(株式会社キーストーン・パートナース80%、富士通株式会社20%)を取得し、グループ会社化した。
矢崎エナジーシステムは、電力、都市ガス、LP ガス、太陽熱などの多様なエネルギー関連製品を提供し、エネルギーインフラ分野の事業領域を展開している。
富士通アイ・ネットワークシステムズは、ネットワーク関連製品(スマートメーター用通信ユニット、PBX/IPPBX、ルーター/スイッチ)の製造・販売等を行なっている。なお、商号を「矢崎ネットワークシステムズ株式会社」に変更予定。
背景・目的
近年、通信インフラの変化や人手不足を背景に電力メーターおよびガスメーターのスマートメーター化が急速に進み、また世界的な潮流としてカーボンニュートラルに向けた取り組みが企業の責任となっている。
本件M&Aにより、事業基盤の強化を図り、以下のシナジーを狙う。
・製造・商流の融合 ・全国対応の営業・物流体制 ・遠隔検針サービスの拡充 ・自動車関連技術への展開 ・物流拠点としての戦略的立地
株式の状況
出資割合:発行済株式の100%
日程
取得日:2025年7月4日