【2025年】NFT/暗号資産周りのエイプリルフールネタまとめ|リアル?それともフェイク?

2025年4月1日、NFTアーティストや大手取引所がSNSで突然の声明を発表し、業界に波紋を広げました。一見するとエイプリルフールに合わせたユーモアとも取れる内容ですが、その多くは深刻なトーンを含み、ジョークか本気か判断がつかない内容も。

ここでは、2025年のエイプリルフールで話題になった4つの投稿をご紹介します。

XCOPY氏、CC0の方針を撤回すると発表

暗号アート界のパイオニアであり、これまでクリエイティブ・コモンズ0(CC0)によるフリー利用を推進してきたXCOPY氏は、自身の作品を再び著作権管理下に戻す意向を表明しました。

長年にわたりCC0の価値を説いてきた同氏の発言だけに、その反響は大きく、「この声明自体がエイプリルフールの演出では?」と見る声もある一方で、近年のコピー問題に直面した末の真摯な決断とも受け取られています。

DeeKay氏「もうアートを作りたくない」投稿で波紋

NFTコレクション「LetsWalk」で知られる人気NFTアーティストのDeeKay氏も、突如として「もうアートを作りたくない」と短文で宣言。

文脈も補足もないまま投稿されたこの3行のメッセージに、ファンからは心配の声が相次ぎました。これが冗談なのか、本心なのか、同氏からの説明は現在もないままです。

bitFlyer、XRP全面推しのサイトデザインに炎上

国内の大手取引所bitFlyerは、4月1日に公式サイトを「XRP推しNo.1」のデザインに刷新したことをXで発表。エイプリルフール企画とはいえ、特定銘柄を「推し」と表現した点が物議を醸しました。

SNSでは辛辣な批判が続出し、bitFlyerのコンプライアンス姿勢に対する疑念が再燃しています。

Xeer氏、3億円超の損失を告白し撤退を宣言

Ape Venturesの創業者であるXeer氏は、暗号通貨取引で3ヶ月間に約3億円の損失を出し、Web3業界からの撤退を決意したと発表しました。

Xeer氏は、ポップキャットやファートコイン、TRUMPトークンなどミームコインに投資し、相場の急落で繰り返し大きな損失を出したと詳細に語りました。投資失敗の具体的なストーリーと誠実な口調から、この投稿は本気であると感じるユーザーも多いようです。