東京ガス、業務用ビル向けの中央監視システムBAS設計のトラストエンジを買収

東京ガス株式会社(9531)は、株式会社トラストエンジ(東京都豊島区)の発行済み株式の100%を取得し、子会社化した。

東京ガスは、都市ガス事業の最大手。首都圏中心に都市ガスの製造・供給および販売を手掛けている。

トラストエンジは、業務用ビル向け中央監視システム(ビルオートメーションシステム、以下:BAS)の設計から導入、保守を手掛ける計装工事会社。技術力、ノウハウを強みに、Joyシリーズ(以下:Joy)を活用したBASを数多くの業務用ビルに導入していきてる。

目的

東京ガスは、現場業務の効率化を行うソフトウェアであるJoyの開発・販売を通し、幅広い業種の顧客の生産性向上に貢献してきた。

Joyの活用により、特定のメーカーに依存しないオープンシステムとすることで、低ライフサイクルコスト、高い柔軟性を実現し、顧客の課題を解決している。

本件M&Aにより、東京ガスの強みである顧客との接点、信頼関係を活かしながら、Joyのソフトウェア開発からBASの導入・保守に至るまでをワンストップで提供し、これまで以上に顧客のビル管理を支援していく。

なお、Joyを活用したBASは、東京ガスの事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」として提供していく。

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(提供:日本M&Aセンター

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