日本製鉄、山陽特殊製鋼へのTOBを2月3日開始へ

日本製鉄株式会社(5401)は、山陽特殊製鋼株式会社(5481)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

山陽特殊製鋼は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、山陽特殊製鋼は上場廃止となる見通し。

日本製鉄グループは、製鉄事業を主体に、エンジニアリング事業、ケミカル&マテリアル事業、システムソリューション事業を行っている。
山陽特殊製鋼は、鋼材事業、粉末事業、素形材事業等を行っている。

目的

日本製鉄は、山陽特殊製鋼を完全子会社化することで、特殊鋼棒線事業の一体化・最適化を通じた収益機会の拡大や事業戦略の強化、グローバル戦略の強化、カーボンニュートラルの取り組みの加速を図る。

買付予定の株券等の数

買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
25,618,493株 7,457,756株 ―株

買付け等の期間

2025年2月3日(月曜日)から2025年3月18日(火曜日)まで(30営業日)

買付け等の価格

普通株式1株につき、2,750円

買付代金

70,450,855,750円
(注)買付代金は、本公開買付けにおける買付予定数(25,618,493株)に本公開買付価格(2,750円)を乗じた金額。

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(提供:日本M&Aセンター

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