CIJ、ソフトウェア受託開発のアドバンスソフトを買収

株式会社CIJ(4826)は、株式会社アドバンスソフト(愛知県名古屋市)の発行済株式の80%を取得し、CIJの連結子会社とすることを決定した。

CIJは、システム開発およびシステム開発に関連するサービスを行っている。

アドバンスソフトは、電力会社向けの電力系統制御システム、発電計画システムをはじめとしたソフトウェア開発(設計、製造、試験、保守運用)を行っている。

背景・目的

CIJグループは、核である大手顧客向けシステム開発事業を継続しつつ、プライム事業、製品・サービス事業を拡大するとともに持続的な成長を目指している。

CIJグループの事業環境としては、ソフトウェア開発を中心として顧客からのIT需要は引き続き旺盛であり、システム開発における技術的・量的側面のニーズは増加している。一方で労働人口の減少やIT技術の高度化、顧客が取り組まれるDX(デジタルトランスフォーメーション)への支援がより求められている背景もあり、IT人材の確保や優秀な開発技術者の育成が重要課題となっている。

アドバンスソフトは、主力事業として社会インフラに関連するサービス提供を行ってきたことから、顧客との強固な信頼関係を構築している点に強みを持ち、成長・発展してきた。

CIJグループは、本件M&Aにより、必要とする技術領域や産業分野において両社の技術者のスキルアップや顧客層の拡大に取り組み、相互の成長・発展を目指すことで、顧客への提供価値を高めていく狙い。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0個、議決権所有割合:0.0%)
取得株式数 160株(議決権の数:160個、議決権所有割合:80.0%)
異動後の所有株式数 160株(議決権の数:160個、議決権所有割合:80.0%)

日程

取締役会決議日:2024年10月30日
契約締結日  :2024年10月30日
株式譲渡実行日:2024年10月31日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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