モンスターラボHD、ドバイのGenieology Design DMCCの全株式を同社CEOに譲渡

株式会社モンスターラボホールディングス(5255、以下:モンスターラボHD)は、連結子会社であるGenieology Design DMCC(ドバイ、以下:GO)の株式を譲渡することを決定した。

株式譲渡に伴い、GOおよびその子会社であるGenieology Design Yazılım Limited Şirket(ドバイ、以下:TR)は、モンスターラボHDの連結範囲から除外される見込み。

モンスターラボHDは、デジタルコンサルティング事業(クライアント向けアプリ・WEBサービスの企画開発から運用等)を行っている。

GO及びTRはともに、デザインコンサルティング事業を行っている。

目的

モンスターラボグループは、APAC(アジア太平洋)、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、AMER(北米)の3つのリージョンに分けた世界19の国と地域で、デジタルコンサルティング事業に取り組んでいるが、2024年5月31日に公表した「連結子会社の人員削減等の合理化及び連結子会社の解散の方針決定に関するお知らせ」にて報告している通り、EMEA及びAMERのコスト構造を抜本的に見直すことで、早期実現すべく目指している。

事業の黒字化を最優先とする現在の状況においては、経営リスクを低減させることが重要であり、グループ組織再編のコスト削減および早期実現の観点から、中東中心にデザインコンサルティングを担っているGOの創業者であったCalvin氏との交渉を重ねた結果、モンスターラボHDが保有するGOの全株式をCalvin氏へ譲渡する判断に至った。

株式の状況

・GO

異動前の所有株式数 80株(100%)
譲渡株式数 80株
譲渡価額 2社を合わせた株式および持分約 241百万円(1,500,000USD)
弁護士報酬            4百万円
合計額              245百万円
異動後の所有株式数 0株(0%)

※参考レート(2024年6月末) 1USD= 160.905円

・TR

異動前の所有持分 間接持分 100%
譲渡する持分 間接持分 100%
異動後の所有持分 間接持分 0%


(提供:日本M&Aセンター

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