本記事はこんな疑問を持つ方におすすめ
・ミームコインとは? ・注目のミームコイン銘柄を知りたい ・ミームコインの買い方を知りたい |
暗号資産市場が急速に拡大する中、新たなトレンドとして注目を集めているのが「ミームコイン」です。
ミームコインは、インターネット上のユーモアやパロディから生まれた暗号資産で、ドージコインをはじめとするいくつかの銘柄が人気を博しています。しかし、ミームコインは無数に存在し、購入する場合には海外の暗号資産取引所を利用する必要があるため、購入のハードルが高いです。
本記事では、ミームコインの基本的な特徴から、具体的な銘柄一覧、購入方法、そして取引を行う際の注意点について詳しく解説します。
ミームコインへの投資を検討している方や、最新の暗号資産トレンドを知りたい方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
ミームコインとは
ミームコインとは、インターネット上のミーム(画像やフレーズ、キャラクターなど)をテーマにして作られた暗号資産を指します。代表的な例としては、ドージコインやシバイヌコインなどが挙げられます。
ミームコインは、インターネット上で話題になると、価格が急騰する場合が多く、一部の投資家からは短期的な利益を狙った投機対象として注目されています。
ミームコインの価値は主にコミュニティの支持やSNSでの流行に依存しており、他の暗号資産と比べて価格の変動が非常に激しいのが特徴です。
ミームコインへの投資は、リスクを十分に理解した上で取引する必要があります。
ミームコインの特徴
ミームコインの特徴は以下の3つです。
・コミュニティ主導 ・高いボラティリティ ・エンターテインメント性 |
順番に解説します。
コミュニティ主導
ミームコインの大きな特徴の一つは、コミュニティ主導な点です。ミームコインの価値は主にオンラインコミュニティやSNS上での支持に依存します。
例えば、ドージコインは柴犬をモチーフにしたインターネットミームから生まれ、SNSでの話題性やユーザーの支持により急速に認知されていきました。
コミュニティ主導のミームコインは、ユーザーからの熱狂的な支持や強い拡散力によって価値が形成されます。
ミームコインの成功には、活発なコミュニティの存在が不可欠であり、ユーザー同士の連帯感やムーブメントがその価値を支えています。
高いボラティリティ
ミームコインの大きな特徴の一つは、「高いボラティリティ」です。
従来の暗号資産とは異なり、その価値はコミュニティの関心やSNSでのバズに大きく依存します。そのため、ミームコインは短期間で大きな価格変動を経験することが多く、非常に高いボラティリティを持っているのが特徴です。
例えば、ドージコインやシバイヌコインは、ツイートやインターネット上の話題で瞬時に価格が急騰したり暴落したりした過去があります。このような価格変動は、投資家にとって大きなリスクである一方、短期的な利益を狙うトレーダーには魅力的なチャンスともなり得ます。
ミームコインの取引には、最新の市場動向を常に把握し、迅速な意思決定が重要です。
エンターテインメント性
ミームコインの大きな特徴の一つが「エンターテインメント性」です。
多くのミームコインは、かわいらしいキャラクターや面白いエピソードを持ち、SNSでの拡散力が強力です。このエンターテインメント性により、ミームコインは単なる投資対象を超えて、インターネットカルチャーの一部として広く認識されています。
ミームコインの価値はコミュニティの支持やバズによって大きく変動するため、エンターテインメント性の高さが価格の大きな変動を引き起こす要因ともなります。
ミームコインは新規ユーザーを引き付けやすく、楽しみながら暗号資産の世界に参加できる入口となっています。
【爆上げ&億り人誕生】有名なミームコイン一覧
爆上げや億り人が誕生した有名なミームコインは以下の通りです。
・ドージコイン(DOGE) ・シバイヌ(SHIB) ・ぺぺコイン(PEPE) ・ボンク(BONK) ・ドッグウィフハット(WIF) ・ブックオブミーム(BOME) |
順番に解説します。
ドージコイン(DOGE)
名称 | ドージコイン |
ティッカーシンボル | DOGE |
価格 | 21.89 円 |
ローンチ時期 | 2013年12月 |
時価総額ランキング | 8位 |
売買可能な取引所 | ・bitbank ・GMOコイン ・SBI VCトレード ・Bybit |
※2024年6月12日時点
DOGEコインは、2013年12月に開発されたミームコインです。インターネットミーム「ドージ(Doge)」の柴犬をモチーフにしており、もともとはジョークとして始まっています。
ライトコイン(LTC)の技術をベースにしており、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)方式を採用しています。
2021年にはイーロン・マスク氏の発言を受けて注目を集め、最大6,000倍以上の値上がりを見せたことで広く知られるようになりました。
DOGEコインは多くの暗号資産取引所で取引されており、コミュニティによる支援を受け、将来性が期待されています。
シバイヌ(SHIB)
名称 | シバイヌコイン |
ティッカーシンボル | SHIB |
価格 | 0.003464 円 |
ローンチ時期 | 2020年8月 |
時価総額ランキング | 11位 |
売買可能な取引所 | ・BITPOINT ・SBI VCトレード ・Bybit |
※2024年6月12日時点
柴犬コイン(SHIB)は、2020年に誕生した暗号資産で、DOGEコインにインスパイアされたミームコインです。柴犬をモチーフにしており、ジョークとして始まりましたが2021年にはその価格が急騰し、73万倍以上の高騰を記録しました。
SHIBは分散型取引所であるShibaSwapを中心にエコシステムを構築しユーティリティを持たせ、コミュニティの支持を得ています。
また、柴犬コインは他の暗号資産と同様に主要な取引所で取引可能であり、将来性に期待が寄せられています。
ぺぺコイン(PEPE)
名称 | ぺぺコイン |
ティッカーシンボル | PEPE |
価格 | 0.002031 円 |
ローンチ時期 | 2023年4月 |
時価総額ランキング | 22位 |
売買可能な取引所 | ・OKX ・Bybit |
※2024年6月12日時点
PEPEコインは、人気のインターネットミーム「Pepe the Frog」というカエルにインスパイアされた暗号資産です。
PEPEコインは、発行から短期間で急成長し、ローンチからわずか2週間で暗号通貨市場の時価総額トップ100にランクインし、4億ドルを超える評価を得ました。
PEPEコインは以下を掲げて他のミームコインと差別化を図っています。
・プレセール無し ・税金(TAX)ゼロ ・LP焼却 ・契約放棄 |
将来的には、ミームコイン市場でのさらなる成長が期待されており、コミュニティの支持と市場の動向に注目が集まっています。
ボンク(BONK)
名称 | ボンク |
ティッカーシンボル | BONK |
価格 | 0.004497 円 |
ローンチ時期 | 2022年12月 |
時価総額ランキング | 51位 |
売買可能な取引所 | ・OKX ・Gate.io ・Bybit |
※2024年6月12日時点
BONKは、ソラナチェーン上で発行された犬系ミームコインであり、2022年のクリスマスにソラナコミュニティに無料でエアドロップされ注目を集めました。
BONKの特徴の1つは、分散型コミュニティの力を活用している点です。ミームコインとしてのユーモラスな側面を持ちながら、強力なコミュニティの支援を背景にして成長を続けています。特に、無料エアドロップの実施により、多くのユーザーに広く認知されました。
BONKの価格推移は、エアドロップ直後に急騰し、その後も市場の関心を集めています。
ドッグウィフハット(WIF)
名称 | ドッグウィフハット |
ティッカーシンボル | WIF |
価格 | 413.11 円 |
ローンチ時期 | 2023年11月 |
時価総額ランキング | 41位 |
売買可能な取引所 | ・OKX ・Bybit ・Gate.io |
※2024年6月12日時点
ドッグウィフハット(WIF)は、Solanaベースのミームコインで、象徴的な犬がピンクの帽子を被ったキャラクターがモチーフとなっています。元BitMEXのCEOのアーサー・ヘイズ氏もこのコインに対して楽観的な見解を示しており、今後の価格上昇が期待されています。
WIFの最大の特徴は、そのコミュニティの強さと拡散力です。
帽子をかぶった犬という可愛らしいキャラクターがユーザーに広く愛されており、特にSNSを通じて急速に拡散されています。
WIFは海外の暗号資産取引所やDEXで活発な取引と高い流動性を維持しています。
ブックオブミーム(BOME)
名称 | ブックオブミーム |
ティッカーシンボル | BOME |
価格 | 1.57 円 |
ローンチ時期 | 2024年3月 |
時価総額ランキング | 105位 |
売買可能な取引所 | ・Bybit ・MEXC ・KuCoin |
※2024年6月12日時点
ブックオブミーム(BOME)は、2024年3月にソラナチェーン上で発行されたミームコインです。デザインは、上述した「Pepe the Frog」というカエルのキャラクターをモチーフにしています。
BOMEはArweaveやIPFSなどの先進的なデータ保存技術を活用しており、ミーム文化の永久保存を目指しています。
リリース後から間もなくして、価格が400%以上も高騰し、SNSで大きな話題を呼びました。
【日本発のミームコイン】NINJAINU(NINJA)とは
名称 | NINJAINU |
ティッカーシンボル | NINJA |
価格 | 0.01122 円 |
ローンチ時期 | 2024年4月25日 |
時価総額ランキング | 不明 |
売買可能な取引所 | Very Long Swap |
※2024年6月12日時点
NINJAINU(NINJA)は、国内トップクラスの知名度を誇るNFTプロジェクト「CryptoNinja」のキャラクターを利用して作られたミームコインです。
2024年4月に、イーサリアムレイヤー2「Astar zkEVM」からローンチされました。
「CNP(CryptoNinja Partners)」や「ikehaya Pass」、「VeryLongAnimals」など複数のNFTホルダーに対してエアドロップされました。
今後、CryptoNinjaやAstar zkEVMが盛り上がることで、NINJAINUの価格も上昇する可能性があります。
ミームコインの買い方
ミームコインの買い方について、それぞれの購入方法を解説します。
・国内取引所で購入する場合 ・海外取引所で購入する場合 ・DEX(分散型取引所)で購入する場合 |
順番に解説します。
国内取引所で購入する場合
国内取引所でミームコインを購入する方法が最も簡単です。
国内取引所でミームコインを購入する場合の手順は以下の通りです。
1. 国内資産取引所の口座開設 2. 日本円を入金する 3. ミームコインを購入する |
本記事で紹介したDOGEコイン、シバイヌコインであれば多くの国内取引所で購入できます。
事前に購入したいミームコインの取り扱いがあるか確認しておきましょう。
海外取引所で購入する場合
国内取引所では購入できないミームコインは、海外取引所で購入できる場合があります。
海外取引所でミームコインを購入する場合の手順は以下の通りです。
1. 国内取引所の口座開設 2. 国内取引所に日本円を入金 3. 暗号資産を購入 4. 海外取引所の口座開設 5. 国内取引所から海外取引所へ暗号資産を送金 6. 海外取引所でミームコインを購入 |
海外取引所には、日本円を直接入金できないので注意が必要です。
海外取引所を利用する場合は、国内取引所で暗号資産を購入し、海外取引所に送金する必要があります。
DEX(分散型取引所)で購入する場合
DEX(分散型取引所)では、取引所に上場する前の様々なミームコインを購入できます。
DEXでミームコインを購入する場合の手順は以下の通りです。
1. 国内取引所の口座開設 2. 国内取引所に日本円を入金 3. 暗号資産を購入 4. MetaMaskを作成 5. MetaMaskに暗号資産を送金 6. DEXにアクセスしてMetaMaskを接続する 7. DEXで保有している暗号資産をミームコインに交換 |
MetaMaskとは、暗号資産を保管するためのデジタルウォレットです。
DEXを利用する際には、基本的にMetaMaskのような暗号資産ウォレットが必要になります。
DEXでは、様々なトークン同士を簡単に交換(スワップ)できます。
ミームコインに投資する際の注意点
ミームコインに投資する際の注意点は以下の通りです。
・価格変動が激しい ・信頼性の低いプロジェクトに注意 ・流動性が低い可能性 |
順番に解説します。
価格変動が激しい
ミームコインに投資する際、最も注意すべき点の一つは「価格変動が激しい」という点です。
ミームコインは、特にSNSの影響やインフルエンサーの発言によって価格が急激に上下します。
例えば、ドージコイン(Dogecoin)やシバイヌ(Shiba Inu)は、イーロン・マスク氏などの著名人のツイート一つで大幅に価格が変動する場合があります。このように投機的な性質が強いため、ミームコインに投資する際にはリスク管理が非常に重要です。
ミームコインへの投資は必ず余剰資金で行い、ポートフォリオの一部として慎重に行いましょう。
また、コミュニティの動向や市場のトレンドを常にチェックし、迅速な対応ができるように準備しておくことも重要です。
信頼性の低いプロジェクトに注意
ミームコインに投資する際には、「信頼性の低いプロジェクト」に注意が必要です。
ミームコインは、ユーモアや話題性に基づいて急速に人気を集める一方で、その背後にあるプロジェクト自体の信頼性が低い場合があります。特に、SNSやインフルエンサーの発言により一時的に価格が急騰する場合が多く、このような価格変動に便乗した詐欺プロジェクトが出現するといったことも少なくありません。
信頼性を見極めるためには、プロジェクトのホワイトペーパーや開発チームの背景、過去の実績を十分に調査することが不可欠です。
また、公式ウェブサイトやコミュニティの活動状況も信頼性の判断材料となります。
SNSやインフルエンサーの発言だけで判断するのではなく、自分で情報を収集して慎重に投資をしましょう。
流動性が低い可能性
ミームコインに投資する際には、「流動性が低い可能性」があるので注意が必要です。
流動性とは、暗号資産の売買や交換の容易さを指し、流動性が低い場合、売却したい時に買い手が見つからず、希望する価格で取引を行うことが難しくなります。
特に、ミームコインはこの問題が顕著で、価格が大きく変動する中での市場からの撤退が困難になる場合があります。
また、流動性が低いと価格の安定性も損なわれ、急激な価格変動が発生しやすくなるので注意が必要です。
ミームコインに投資する際には、取引量が多く流動性の高い銘柄を選ぶことでリスクを軽減できます。
ミームコインに関してよくある質問
ミームコインに関してよくある質問をまとめました。
・ミームコインはどこで買えますか? ・ミームコインに価値はありますか? ・ミームコインの作り方を教えてください ・上場予定のミームコインはどこでわかりますか? |
順番に回答していきます。
ミームコインはどこで買えますか?
ミームコインは、以下のいずれかで購入できます。
・国内取引所 ・海外取引所 ・DEX |
購入したいミームコインがどこで購入できるかを事前に確認しておきましょう。
ミームコインに価値はありますか?
ミームコインには一定の価値が存在しますが、その価値は主にコミュニティの支持やSNSの影響力に依存しています。
多くのミームコインは技術的な裏付けや実用性が乏しく、長期的な価値は不確実です。
投資する際には、リスクを十分に理解した上で余剰資金で行いましょう。
ミームコインの作り方を教えてください
ミームコインの作り方は以下の流れになります。
1. 発行チェーンの選定 2. スマートコントラクトを利用してトークンの仕様を設定 3. トークンをデプロイ |
トークンを発行できるプラットフォームを利用すると簡単にトークンを作れます。
しかし、1からミームコインを作る場合は、スマートコントラクトの知識が必要になります。
上場予定のミームコインはどこでわかりますか?
上場予定のミームコインの情報を知る方法として、3つの方法が挙げられます。
1つ目は、暗号資産関連のニュースサイトや専門ブログが有益です。ミームコインは海外のものがほとんどなので、海外の情報サイトをチェックしましょう。
2つ目は、暗号資産取引所の公式発表です。取引所のウェブサイトや公式SNSアカウントでは、上場予定のコインについての最新情報が公開される場合が多いです。
3つ目は、暗号資産系のコミュニティです。コミュニティ内では参加者による情報共有が活発で、リアルタイムでの情報収集に役立ちます。
まとめ:ミームコインについて
ミームコインは、インターネットミームやジョークをテーマにした暗号資産で、2024年も注目されています。
代表的な銘柄にはDOGEコインやシバイヌコイン、PEPEコインなどがあり、コミュニティの支持やSNSでの話題性により人気を集めています。
ミームコインの購入方法は、主に暗号資産取引所やDEXを利用するのが一般的で、国内の大手取引所でも一部のミームコインを購入できます。
しかし、購入する際には価格変動が激しい点や、詐欺のリスクなどを理解しておきましょう。
まずは、有名で流動性の高いミームコインの購入から始めてみましょう。