ファミリーマートは、継続して取り組んでいる5つのキーワードの1つである「『あなた』のうれしい」の一環として、高知県産のゆずを使った商品3種類を6月18日から全国のファミリーマート約1万6300店で順次発売する。
日本一のゆず生産地である高知県では、ゆずを未来に向けた継続的な農業とするために、安定した出荷とゆずをあますことなく継続活用するための課題を抱えている。また、生産者の人手、後継者不足の問題は深刻で、年々生産範囲を狭めている農家も多く、生産地の大きな課題となっている。
ファミリーマートでは、生産地の課題解決の一助として、2023年1月に高知県産のゆずを使用したアイスバーを発売し、好評を得た。
今回、さらなる高知県産ゆずの消費拡大と魅力を発信するために、ファミマルの産地応援シリーズ「産地と、コンビに、」から、ゆずを使ったアイスバーを発売するほか、うどんなど、さまざまな形でゆずの美味しさを楽しめる商品を順次発売する。中でも、アイスバーは「ゆずの皮も使ってほしい」という農家の人々の声をヒントに開発をおこなっており、皮の風味も味わえる商品となっている。
高知県は、年間を通じて暖かい日が多い中でも、雨によって涼しい空気が流れ込む寒暖差の激しい気候が特徴で、山間部での柚子栽培が盛んとなっている。
柚子の枝には大きなとげがたくさんあり、収穫作業の妨げとなることから1度に多くの収穫ができない苦労がある。できるだけ傷が付かないように、一つ一つ手作業で収穫された柚子は、爽やかな香りと上品な酸味を持っており、多くの人に柚子の美味しさを味わってほしいという思いを込めて、毎年丁寧に収穫を行っている。
山間部での作業のため、生産者の少数化、高齢化などの課題もあるが、今回の取り組みで、より多くの人々に柚子の美味しさが伝わることを楽しみにしているという。
「とろける食感 ぎゅっとゆず」は、高知県産ゆず果汁を11%使用した、爽やかで香り高いアイスバーとなっている。ゆずピール入りのとろける食感の層と、濃厚なゆずの味わいを楽しめる層の2層仕立てに仕上げた。
「高知県産ゆず使用 冷し塩豚おろしうどん」は、小麦の風味が感じられるうどんに、かつお出汁の風味と肉の旨みが感じられるつゆを合わせた。高知県産の香り豊かなきざみゆずを盛り付けた、ゆずの風味がさっぱり感を引き立てる仕立てにした。
「ゆずジュレ入り 冷し肉おろしうどん 高知県産ゆず使用」は、高知県産のゆずを使ったジュレと大根おろしでさっぱりと仕立てた肉うどんになっている。
[小売価格]
とろける食感 ぎゅっとゆず:198円
高知県産ゆず使用 冷し塩豚おろしうどん:558円
ゆずジュレ入り 冷し肉おろしうどん 高知県産ゆず使用:560円
(すべて税込)
[発売日]
とろける食感 ぎゅっとゆず:6月18日(火)
高知県産ゆず使用 冷し塩豚おろしうどん:7月2日(火)
ゆずジュレ入り 冷し肉おろしうどん 高知県産ゆず使用:8月予定
ファミリーマート=https://www.family.co.jp