NFTの活用で教育格差の是正を目指すONGAESHI(オンガエシ)プロジェクトチーム(以下「ONGAESHI」)を国内で運営するInstitution for a Global Society(以下「IGS」)は、データのビジネス利活用ができる人材「データサイエンティスト」を育成する、「データサイエンス実践講座」を開講し、その講座の受講権NFTを販売開始しました。販売期間は4月22日~5月14日を予定しています。
スポンサー向けアプリ「ONGAESHI View」ダウンロードおよびNFT購入はこちら:https://www.ongaeshi-pj.com/sponsor/datascientist
■ONGAESHI NFT 概要
有料講座などの「受講権利」をNFT化したものです。「学びのスポンサー」として購入したNFTを、学びたい人「タレント」に貸すことで、タレントは無償で学ぶことができます。そして支援したタレントが就職/転職すると、スポンサーには連帯貢献金(トークン)が付与されます。
■NFT購入特典
スポンサーの皆様には、さまざまな特典をご用意しております。
・タレント(受講者)の学習進捗に応じてONGAESHIコイン(※1)をゲット
・サポートしたタレントが転職に成功すると連帯貢献金を獲得
・受講者全員による最終課題発表をオンライン参観
※1 ONGAESHIコイン:例えば、500円相当の特典と交換できます。
■エントリーの半数以上が20代
データサイエンティストへの転職を目指して、89名にエントリーいただきました。タレントの属性情報は以下の内訳となっております。
■受講希望者の自己PRの一部をご紹介
・「現在の自分を180度変えたいと思い登録させていただきました。未経験の業界で覚えることは多大にあると考えています。基本情報技術者の資格勉強に励み、少しでもIT業界の知識を身に付けて職業として活かすことができたらと思い精進しています。今回の機会を活かし、自分を成長させたいです。よろしくお願い致します。」
・「ずっとITに関わる仕事をしてきました。今はAndroidTVアプリ開発のマネージャーをしています。数年前から人工知能に興味を持ち学習を進め、E資格は個人で取得いたしました。データサイエンスに関わる業務に就きたいと考えています。」
・「社会人2年です。弊社にはマーケティング部門はなく自分で企画の立案や実行を行っておりますが、自分の独学による知識では限界を感じ今回の講座に応募いたしました。今後はWebマーケティングの方でキャリアアップをしたいと考えております。奨学金の返済でリスキリングにかける費用が出せないこと、周りにメンターがおらず学習につまずいていることか課題としてあります。」
■プレ講座の内定実績は40%(※2)
本講座は、ONGAESHI正式リリース前の2023年9月に同内容でプレ開講し、若手人材のリスキリング及び、複数名のデータサイエンティスト職への転職を実現しました。
※2 以下2点
・2023年「データサイエンス実践講座」修了者かつ転職希望者のうち内定を獲得した人数割合
・サービスリリース前に実施した講座のため、講座受講権NFT及びスポンサー制度は導入しておりません
■講座の提供目的と背景
〇 データサイエンティストのニーズが世界的に増加
本講座の開講理由として、世界的なデータサイエンティスト職の求人ニーズの増加があります。日本においても人材育成の拡大傾向が見られ、様々な大学でデータサイエンス学部の設立が進んでおります。一方で、ビジネスにおけるデータサイエンスは、理論的な理解だけでなく、課題設定力や問題解決力が求められ、より実践的な状況でデータの利活用を検討することが非常に重要です。
この講座は、IGSにデータサイエンティストとして入社された方がOJTで実施するプログラムも含まれており、実践的かつビジネス力と分析力の両方が習得できる講座となっております。
修了者は想定年収500万円~800万円のデータサイエンティストとして転職を目指すコースです。
〇 ONGAESHIのNFTなら、データサイエンティストを目指したい人を支援できる
ONGAESHIは、「学びのスポンサー」が購入した「学ぶ権利(受講権)」を、タレントに貸すことによって、その無償の学びと転職を支援することができる仕組みです。(自ら利用して講座を受講することも可能)タレントが学んで転職すると、学びのスポンサーや講座提供者などに、人材育成の貢献の返礼として連帯貢献金が贈られます。さらに、タレントの学習進捗に応じて、最大1500 ONGAESHIコインがタレントとスポンサーそれぞれに付与されます。(Learn to earn機能)
ONGAESHIプロジェクトは、本プロジェクトを通じて、持続可能な無償学習の提供をしてまいります。
〇 連帯貢献金とは
タレントが無償で学んで転職できる背景には、タレント一人ひとりに対して学びのスポンサーがつくことで、学びのための費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」があります。連帯貢献金は、タレントが学んで転職すると、支援したスポンサーなどにトークンのかたちで贈られます。なお本講座では、スポンサーに贈られる連帯貢献金はJPYC(プリペイド型日本円ステーブルコイン)となります。
NFT化した「受講権」の貸し借りによって無償教育を支援できるプラットフォーム「ONGAESHI」では、NFTの購入者は、当該NFTを自らの学習に利用できる他、「学びのスポンサー」となり自分以外の誰かを支援するために使うることもできます。一方、本講座にエントリーし、リスキリングを目指す人は「タレント」として、「学びのスポンサー」に意欲などをアピールします。スポンサーが支援したいタレントを選び、NFT(受講権)を無償で貸し出すことで、タレントは、本来有償である講座を無償で学び、リスキリングからの転職を目指すことができます。スポンサーには、支援したタレントが転職すると、連帯貢献金(トークン)が贈られる仕組みです。
■ONGAESHIユーザー(タレント)の声
「丁寧な講師のレクチャーとグループワークで、 実務未経験でもプログラミング実装できると自信がついた。」
「アカデミアではなく、実地をよく知る現役のデータサイエンティストから教えてもらえる良さがある」
「実務に近いPBL課題にグループで取り組めたから、転職してもやっていけそうだ、と決心できた」
■講座概要
○ プログラム内容
・対象:データサイエンティストへの転職を希望している社会人
・条件:社会人経験のある20~30代の方(学生は対象外となります)。基本的な統計知識を有する。記述統計と推測統計、回帰分析に関する基本的な理解
・講座内容:Pythonデータ分析基礎、探索的データ分析、機械学習、ビジネス課題可決PBL
・その他:オンラインセミナー、ポートフォリオ作成支援、キャリアサポート、オフィスアワー、チャットでの質疑応答(すべてONGAESHIから提供)
・学習期間:1.5ヶ月間
○ スケジュール
・NFT販売期間:2024年4月22日~5月14日
・スポンサーによるタレント選択期間:4月24日~5月15日
・転職支援期間:6月1日~11月30日
○ エントリー方法
こちら:https://www.ongaeshi-pj.com/sponsor/datascientist
■スポンサーとしてタレントを支援したい方へ
スポンサーになることで、若手社会人の学習・転職と、新たなキャリアの一歩を踏み出すための支援ができます。自ら学びたい方はもちろんのこと、スポンサーとしてタレントを支援したい方も、NFT化した「本講座を学ぶ権利(受講権)」を購入いただく必要があります。タレント集客状況に応じて、随時通知してまいりますので、まずは専用アプリ「ONGAESHI View」をダウンロードください。
NFTの購入情報、スポンサー向けアプリ「ONGAESHI View」はこちら: https://www.ongaeshi-pj.com/sponsor
・参考:サービス説明動画https://youtu.be/q2M9RvMh8xo
■ONGAESHIプロジェクトとは
ONGAESHIプロジェクトは、教育に資金が持続的に巡る社会を実現するために、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメント、Institution for a Global Society株式会社(IGS)などの7者が参画(※3)し、2023年2月に始動したプロジェクトです。タレント一人ひとりに対して学びのスポンサーがつくことで、教育費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」の社会実装に挑戦しています。この社会実装に向けて、まずは若手社会人のリスキリング講座を無償化し、転職まで支援するサービス「ONGAESHI」を2023年10月に提供開始しました。
※3 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115918.html
ONGAESHIサービスサイト:https://www.ongaeshi-pj.com/
企業情報
企業名 | ONGAESHIプロジェクトチーム |
代表者名 | 松原祥起 |
業種 | 情報通信 |
▶︎プレスリリース詳細はこちら