マグミット製薬は、一般用医薬品(OTC医薬品)の便秘薬「マグミットK」(第3類医薬品)を、2月1日から全国のドラッグストア、薬局・薬店を通じて発売した。2月20日に行われた「マグミットK」発売発表会では、一般用医薬品に参入する背景や、新製品の特徴について説明した他、サンリオのキャラクター「シナモロール」が登場し、シナモロールとのコラボレーション展開が発表された。
「当社は、香川県で医療用医薬品の便秘薬を20年にわたり製造・販売してきた。『豊かな人生のために必要な資源として『健康』を』という考え方のもと、品質マネジメントシステムの絶え間ない向上と製品の安定的な供給体制の維持に取り組み、多くの患者および医療関係者から高い評価と信頼を得ている」と、マグミット製薬 代表取締役副社長の上田勝哉氏が挨拶。「昨今、プレゼンティーズムという『出社しているものの、何らかの健康問題によって業務効率が落ちている状況』になる人が増加している。兵庫医科大学の富田寿彦教授らが発表した研究によると、『慢性便秘症の人は、年間122万円の労働生産性の損失がある』との結果が報告されている」と、慢性便秘症は労働生産性の低下につながるリスクがあると指摘する。
「当社が2月に行った調査では、便秘に悩む人の割合は約15%で、20歳以上の人口から推定すると全国で約1500万人が便秘に悩んでいると考えられる。その中で、『便秘』に悩む人のうちの約4割が、『便秘』の悩みを抱えつつ、出勤・就業を含めた普段の生活を休まずに行っているものの、実際はその活動に支障をきたしていると回答していた。また、『便秘』の悩みを持つ人のうち、病院に通院する、病院で処方される薬を服用すると回答した人は、約2割にとどまるという結果も見受けられた」と、便秘で悩んでいる人の多くが薬を服用していない実態が明らかになったという。「このような結果を受け、健康上の問題を緩和・改善して、本来の自分らしい働き方をし、より豊かな暮らしをすることに貢献したいと考え、全国の薬局・薬店・ドラッグストアで購入できる一般用医薬品の便秘薬『マグミットK』を上市した」と、一般用医薬品市場に参入するに至る経緯を説明した。
「『マグミットK』は、酸化マグネシウムが配合された、第3類医薬品の非刺激性便秘薬となる。有効成分である酸化マグネシウムは、瀬戸内海の海水から採れる良質なマグネシウムを使用し、グループ内で製造している。原料の製造から『マグミットK』の生産まで、一貫した供給体制を整えており、グループ一体となって、安定供給に努めている」と、主原料から製品までグループ会社の国内工場で一環生産を行っているという。「『マグミットK』の用法としては、寝る前、または食後なるべく2時間以上の空腹時、1日1回服用することで、翌朝の自然なお通じを促す。効果・効能は、便秘および、それにともなう、頭が重い、肌荒れ、吹き出物、食欲不振などの症状の緩和となっている」と、「マグミットK」の用法と効果・効能について紹介した。
「便秘薬は、その働きによって、大きく分けて『刺激性便秘薬』と『非刺激性便秘薬』の2種類に分類される。刺激性便秘薬は、腸の蠕動運動を促進させる働きがある。一方、非刺激性の便秘薬は、浸透圧を高めて腸内に水分を集める働きがある」とのこと。「『マグミットK』は、非刺激性便秘薬に分類され、酸化マグネシウムを配合している。その有効成分である酸化マグネシウムは、腸内に水分を集めて、便をほどよく柔らかくすることで、スムーズなお通じを促す。お腹への刺激が少なく、お腹にやさしい便秘薬で、お腹が痛くなりにくい特徴がある」と、非刺激性便秘薬の働きについてわかりやすく解説してくれた。
ここで、サンリオのキャラクター「シナモロール」が登場し、「マグミットK」とシナモロールがコラボレーションすることが発表された。「シナモロールは、人なつっこく、人に寄り添うことが好きな性格だと思う。『マグミットK』も、人に寄り添い、そばで支える、そんな存在でありたいと思っている」と、シナモロールをコラボキャラクターに選んだ理由について言及。
「先日は、香川県にある工場まで、シナモロールに遊びに来てもらった。シナモロールと一緒に工場見学をする動画なども制作し、Web配信を行っていく。また薬局・薬店・ドラッグストアなどの店頭POPや、『マグミットK』の商品ページなどでもシナモロールが登場してくる。多くの人々に寄り添い、癒やしを与えてくれるシナモロールと同じように、『マグミットK』も便秘で悩んでいる人々にとって支えとなるような存在になっていければと考えている」と、今後のコラボ展開を楽しみにしてほしいと話していた。【PR】
[発売日]2月1日(木)
マグミット製薬=https://magmitt.com/