千葉銀行と横浜銀行、千葉・横浜パートナーシップ1号ファンドを通じてフジショクの株式を譲り受け

株式会社千葉銀行(8331)とコンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)の株式会社横浜銀行 (神奈川県横浜市)は、2023年11月29日(水)、千葉・横浜パートナーシップ1号ファンド(以下「本ファンド」)を通じて、株式会社フジショク(千葉県松戸市)の全株式を譲り受けた。

本ファンドは、ちばぎんキャピタル株式会社(千葉県千葉市)と横浜キャピタル株式会社(神奈川県横浜市)が共同で管理・運営し、両行の営業地域において事業承継や成長支援のニーズのある企業を広く出資対象としている。また、資金の提供に加えて、両行や外部専門家と連携しながら、事業計画の策定や経営指導などのハンズオン支援も行う。

フジショクは、製パン・製菓子の原材料卸売を営む企業であり、豊富な品揃えと小口配送に対応可能な営業体制を強みとして、千葉県を中心に東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県で事業を展開する。

本件はフジショク社が後継者問題を抱える中、本ファンドが同社の株主から全株式を譲り受け、同社の役職員と協力して円滑な事業承継を行うとともに、さらなる成長のために経営基盤を構築していくことを企図している。

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(提供:日本M&Aセンター

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