キムラタン、不動産賃貸業の月光園を買収

株式会社キムラタン (8107)は、2024年1月29日開催の取締役会において、有限会社月光園(静岡県伊豆の国市)の全株式を取得し、子会社化することについて決議した。

キムラタンは、ベビー・子供服の企画・生産・販売を行う。
月光園は、不動産賃貸業を行う。

キムラタングループでは、2022年2月14日開催の取締役会において、継続的な赤字の解消と財務基盤強化を図るべく、「事業ポートフォリオの転換」としてアパレル事業の大幅縮小と、不動産事業の拡大を決議し、2023年3月期において、アパレル事業の縮小による多額の赤字の解消と不動産事業の拡大による安定的な収益基盤の確保に取り組んできた。

アパレル事業縮小については、前期末までに計画どおりの店舗閉鎖と本社人員のスリム化等を実行し、他方、不動産事業の拡大として2022年4月1日付で全国に約70の収益物件を所有する株式会社キムラタンエステート(旧和泉商事有限会社)の株式取得を実施し、事業構造の改革を実現してきた。

月光園は、静岡県伊豆の国市に3件の収益物件を保有し、株式取得後のコストの合理化等により約40百万円のEBITDAと高い利回りが見込まれることから、同社の株式を取得し連結子会社とすることとした。

・今後の予定
株式譲渡実行日  2024年1月31日

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(提供:日本M&Aセンター

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