2024年1月17日、渋谷区にてPIZZA DAYのNew Year's Pizza Partyが開催されました。こちらのイベントをレポートします。
PIZZA DAYとは?
PIZZA DAYは、web3の思想、技術、memeカルチャーをアイデンティティに持つweb3ネイティブなアパレルブランドです。「ウールで世界のアパレルを変える」をミッションに使用後に肥料となり土に還元されることで「廃棄ゼロ」を実現するウール100%Tシャツをリリースしています。
こちらのTシャツには特別な体験にアクセス可能なNFTが付与されています。
引用:PIZZA DAY
web3ネイティブのアパレルブランドということで、Tシャツに付けられているタグにもさまざまなしかけがあります。
ビットコインの歴史を知る人であれば「ニヤリ」とするタグです。
ブランドのコンセプト、経緯を知るプレゼンテーション
今回のイベントでは、代表の高田 基以氏からブランドのコンセプト、また商品開発までの経緯のプレゼンテーションがありました。
PIZZA DAYの第一弾プロダクトであるTシャツは100%ウール、希少なニュージーランド産メリノウールを使用し、世界三大産地"尾州"で仕上げられています。
ウールの特徴である消臭性/防汚性/吸放湿性などを活かしたプロダクトになっています。
ウールを知る「授業」
さらにイベントでは、共同開発を行っている毛織物メーカー、日本毛織株式会社(以下、ニッケ)による「ウールを知る授業」も行われました。
通常は中学生向けの出前授業にてウールの特徴を説明されている、とのことで参加者を中学2年生に見立て、授業形式で行われました。
参加者を驚かせたのはまず、ウールの撥水性です。
綿素材であればすぐに染み通ってしまう水がウール素材では一切染み渡りません。
また、消臭性の実験として、下部にアンモニアをおいたプラスティックボックスにウールを敷き詰め匂ってみるということも行われました。
ウールが敷き詰められているとアンモニア臭がまったくしません。一方、ポリエステル、綿といった素材では強い刺激臭がします。
頭では理解しているつもりのウールの理論も、このように実験によって体験すると改めて理解が進みます。
最後はピザパーティ
イベントの最後はブランド名の「PIZZA DAY」にちなみ、ピザパーティが行われました。
サーキュラーエコノミーを標榜するPIZZA DAY
PIZZA DAYはサーキュラーエコノミー(循環経済)をスローガンとしています。
その一環としてニッケが開発している「使用されないウールを肥料として育てたぶどうで作られたワイン」も披露されました。
ウールは他の化学繊維と違い、100%自然に還っていきます。アパレルブランドは現在、化学繊維を使われることが多く、そういった商品の自然環境への影響が懸念されています。
引用:PIZZA DAY公式サイトより
PIZZA DAYの作るプロダクトは単に見た目が良い、着心地が良い、という特徴だけではなく環境にも良いという点が特徴です。
現在もPIZZA DAY第一号プロダクト「ウール100%Tシャツ」は公式オンラインサイトで販売中です。購入者には限定コミュニティへのアクセス権を始めさまざまなユーティリティが付与されているNFTが配布されます。
ぜひ公式サイトにてご確認ください。
PIZZA DAY公式サイト:https://www.PIZZA DAY.world/
NFT付Tシャツ販売サイト:https://www.PIZZA DAY.world/shop