エクサウィザーズ、健康・医療領域のマルチモーダルAIプロダクト・サービスに関する事業を新設会社に承継へ

株式会社エクサウィザーズ (4259) は2024年1月23日開催の取締役会において、同社の健康・医療領域のマルチモーダルAIプロダクト・サービスに関する事業の権利義務を承継させることを目的とし、完全子会社として株式会社ExaMD(東京都港区)を設立することを決議した。

2024年4月1日を効力発生日(予定)として、エクサウィザーズの健康・医療領域のマルチモーダルAIプロダクト・サービスに関する事業の権利義務を、吸収分割の方法により承継する予定。

本会社分割の効力発生後、新設会社を通じて、自社独自のマルチモーダルAI技術を活用した健康・医療テーマに関するプロダクト群を展開する。 また、医療領域以外にも、得意とする多様なセクターを対象として事業開発を行うことで、少子高齢化社会における健康・医療に関する社会課題の解決に向け、事業展開をより強力に推進していく。

エクサウィザーズ は、これまで、認知症やフレイル・ロコモティブシンドローム領域などの健康・医療領域において、独自のマルチモーダルAI技術開発や戦略的な知財取得、プログラム医療機器(SaMD)の開発を目指したアカデミアとの共同研究・臨床研究、複数の大手製薬企業との共同企画・開発プロジェクト等を通じて、多様な事業アセット・シーズを育んできた。

医療領域における中長期的なトレンドとして、社会保障費の増大や健康・医療ニーズの多様化、医療サービスの地域格差拡大が深刻化する中、医療領域だけに留まらず、業界の垣根を越えてこれらの社会課題を抜本的に解決するようなデジタル技術や、AIを利活用したサービスの社会実装が期待されている。

これらの社会的要請に応えるべく、今後、独自のプロダクト・サービス群を創出し、業界横断的な社会実装を進めていく。同時に関連する法規制への対応、品質管理、データマネジメントなどをより強化し、当社の目指す社会課題解決に向けて、健康・医療テーマに関する事業に取り組む。

新会社の概要(予定)
・名称    株式会社ExaMD
・ 所在地   東京都港区芝浦四丁目2番8号(※)
・ 代表者の役職・氏名 代表取締役 羽間 康至
・ 事業内容 認知症を始めとする健康・医療テーマに関する社会課題解決を目的とした、マルチモーダルAI技術を用いたプロダクトやサービス等の企画・開発・販売・アライアンス
・ 資本金 50百万円
・ 設立年月日 2024年2月1日(予定)
・ 発行済株式数 100株
・ 決算期 3月31日
・ 大株主及び持株比率 株式会社エクサウィザーズ 100%

※2024年3月18日付けで、東京都港区東新橋一丁目9番2号から東京都港区芝浦四丁目2番8号に移転する予定。新設会社は移転先の所在地と同様。
※ 新設会社はエクサウィザーズの連結子会社となる

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(提供:日本M&Aセンター

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