マーチャント・バンカーズ株式会社 (3121) は、循環資源ホールディングス株式会社(以下、循環資源HD社)との間で資本・業務提携に関して基本合意することを決定した。
マーチャント・バンカーズは、 国内、海外の企業・不動産への投資業務およびM&Aのアドバイス、不動産の売買、仲介、賃貸および管理業務、飲食施設及びボウリング場等の運営・管理等を行う。
循環資源HD社は、循環型ビジネスモデルの企画・構築・推進 ・廃棄物(プラスチックごみ、食物残渣等の有機性廃棄物等)再資源化装置(CO2を排出せず、ごみを油化/炭化させる機械)の販売および導入支援 、その他、地域環境への負荷低減に寄与するビジネスモデル及びハードウェア/ソフトウェアの開発 を行う。
マーチャント・バンカーズは、不動産収益物件を中心とした投資により安定的収益を確保しながら、社会性や成長性、収益性の高い企業やプロジェクトへの投資を行い、投資家の皆様に夢をもって頂ける投資会社を志している。
循環資源HD社の取り組むプラスチック循環再生事業は、社会性や成長性、収益性の高いプロジェクトと考え、循環資源HD社への資本参加並びに循環資源HD社との業務提携によりプラスチック循環再生事業に参画することにつき、循環資源HD社と基本合意するに至った。
・提携の内容等
循環資源HD社の第三者割当増資引受けにより、循環資源HD社の2~5%程度の資本参加について循環資源HD社と協議を行う。
循環資源HD社への資本参加を前提に、以下の提携業務について、検討・協議を行う。
① 大手企業等からの発注により、循環資源HD社が再生油生成プラントを製造・納品する事業(10か月程度)に対するプロジェクトファイナンスの実施
② 当社と循環資源HD社の共同で、200~1,000百万円程度の投資により、関東圏で再生油生成プラントを設置し、再生油を資源大手等に販売するプロジェクトの実施
・今後の予定
検討・協議のうえ、2023年12月中に、循環資源HD社に対する資本参加を実施する予定。
循環資源HD社の再生油生成プラントを製造・納品する事業へのプロジェクトファイナンスは、最短で2024年1月に実行し、10か月後の回収を計画している。
循環資源HD社と共同での、関東圏での再生油生成プラントの設置については、2024年4月スタートを目標に、協議を進めていく。