ビーマップを幹事会社とする大江戸今昔めぐり製作委員会は、提供するスマートフォン向け古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」において現在実施中の、駿府(静岡)の古地図のスポット強化キャンペーン「#どうする駿府」に関連し、デジタルスタンプラリー「駿府 家康公あしあとめぐり」を12月22日まで実施している。
今回のスタンプラリーの開催にあたっては、コースとスポットの選定、監修に、静岡市 中心市街地 地域おこし協力隊からの全面的な協力を受けたという。地元とその歴史をよく知るエキスパートの知見を得て、徳川家康公が幼少期から晩年までの間に駿府に記した「あしあと」を巡るコースは、必ず参加者の人々の興味を深めてくれるとのこと。この機会に駿府城下町(通称“おまち”)を巡りながら、古地図片手の街歩きの魅力を味わってほしい考え。
スタンプラリーのコースは、臨済寺から浅間神社、八千戈神社、若宮八幡宮、駿府城慶長期天守台、駿府城天正期天守台、家康公お手植えのみかん、小梳神社、宝台院、竹千代君像までを巡る。市街地北部の臨済寺を起点に、神社や駿府城内の遺構を巡ったのち静岡駅付近に達する約5kmのほぼ平坦なコースとなっている。
参加方法は、「大江戸今昔めぐり」をダウンロードし、スタンプラリー選択画面から「駿府 家康公あしあとめぐり」選択することで、誰でも無料で参加できる。
また、スタンプラリーに関連した「#どうする駿府(静岡)古地図完成キャンペーン」を12月22日まで開催している。同キャンペーンでは、静岡市内の駿府城内と城下の市街地周辺を対象に、「ここにこんな石碑が!」「こんな看板が?」など気になるスポットを見つけたら、現地の写真とともに投稿してほしいという。些細なことでOK。だいたいの位置がわかるとさらに歓迎とのこと。
投稿方法は、X(旧Twitter)の「大江戸今昔めぐり」公式アカウント(@ooedokonjak)をフォローし、ハッシュタグ「#どうする駿府」を入れて、ポストする。応募特典として、先着100名に特製オリジナル古地図扇子をプレゼントする。また、採用者の名前をアプリにクレジット表記する。
「大江戸今昔めぐり」は2017年12月のサービス開始以来、東京の街を江戸時代の古地図と現代の地図とを重ねて比較できるアプリとして支持され、現在75万ダウンロードを突破している。度々テレビの歴史散歩番組でも取り上げられてきたという。企画を考えた当初は江戸市中のみであった地図の範囲も、現在は東京23区全域のほか、埼玉県川越市や静岡県静岡市(駿府)まで広げている。さらに、地図にまつわる地名・人名等のスポット検索にも対応しており、順次その数と範囲を広げている。
また、同アプリは地図上のスポットを現代の地図上の位置情報と紐づけて巡るスタンプラリー機能を持っており、昨年11月から今年1月にかけて行われた川越市の市制100周年記念スタンプラリーにも採用された。江戸時代の様子と現在の街並みを比較しながら歴史を探求できるイベントとして好評で、3ヵ月で約1500名の参加者を集めたという。
ビーマップ=https://www.bemap.co.jp/
大江戸今昔めぐりアプリ=https://www.edomap.jp/