厳しい残暑の影響で「膝の痛み」を感じる女性が増加傾向に、エアコンによる冷えからくる膝痛の予防と対策とは

今年は真夏の暑さが続き、気象庁は今後の残暑も、全国の広い範囲で「10年に1度程度」の猛烈な暑さになると予報しており、こまめな水分補給やエアコンの適切な使用を呼び掛けている。一方で、この時期は、エアコンによる冷えから、膝の痛みを訴える女性が増える傾向にあるといわれている。特に、40代から膝の痛みを感じる「四十膝」には注意が必要とされている。そこで今回、膝痛の患者が全国から訪れる整形外科専門医の関町病院 丸山公院長に、エアコンによる冷えからくる膝痛の予防と対策について聞いた。

熱中症予防でエアコン利用が増えているなか、エアコンの設定温度について、男性は24~25℃位を好む「暑がり派」が多く、女性は27℃前後の「寒がり派」が多いという報告もされている。また、男性は筋肉量が女性よりも多いため、発熱量が多く暑がりが多い一方、女性は男性よりも脂肪分が多く脂肪は保冷剤の役割をしてしまうために冷えや関節痛を感じやすくなる傾向があるという。脂肪は、一度冷えるとなかなか温まりにくいという性質があるとのこと。脂肪がつきやすい尻や太ももの裏を触ってみると、明らかに他の部分より冷たく感じるのはこのためだとか。

厳しい残暑の影響で「膝の痛み」を感じる女性が増加傾向に、エアコンによる冷えからくる膝痛の予防と対策とは
関町病院の丸山公院長

「暑い時期は冷房などの影響によって、寒い冬同様に膝の痛みを悪化させることがある。寒冷は痛み刺激の一つ。また、エアコンによる冷えだけでなく、室内外の温度差、加えて暑い時期は運動不足になりがちなので、余計に膝の痛みが発症しやすくなることがある」と、丸山院長は、夏場に膝の痛みが多くなる理由について指摘する。「女性に多いと言われている変形性膝関節症は、実は40代からすでに膝の痛みを感じていることが多く、これを『四十膝』と呼んでいる。また、20~30代でも膝の痛みを感じることがあるということは、日ごろの歩き方で膝に負担がかかり、膝の軟骨がすり減り始めているサインかもしれない。将来的に変形性膝関節症のように重症化するのを防ぐためにも、今からケアをしてほしい」とアドバイスしてくれた。

「夏の冷えによる膝の痛みの場合、室温管理と冷え対策が重要になる。膝に負担のかからない正しい歩き方を意識する他に、軟骨構成成分の生産を促進する成分として、コラーゲン・トリペプチドの摂取も有効だと考えている。また、暑いとさっぱりしたものばかり食べやすいので、たんぱく質が不足しがちになってしまう。工夫して食べてほしい」と、残暑における膝痛の予防と対策は、日常生活での膝のケアと栄養療法がポイントになると話していた。

通常、食品に含まれるコラーゲンは、約3000個のアミノ酸がつながったもの。また、一般的なコラーゲンサプリメントは30~100個のアミノ酸がつながってできており、どちらも、このままでは大きすぎて腸から吸収されず、胃腸の消化酵素で分解されてはじめて体内に取り込まれるとされている。

コラーゲン・トリペプチド(CTP)は、アミノ酸3個で構成されたコラーゲンの最小ユニットで、これまでのコラーゲンとは違い、腸管からそのまま吸収されるため、効率よくコラーゲンを増やすことが期待されている。また、皮膚や骨、軟骨、腱など、コラーゲンに関連した組織を選んで取り込まれるという画期的な性質を持っているとのこと。さらに、体内で新しいコラーゲンやヒアルロン酸をつくる能力を活性化させることや、骨や腱を丈夫にするなどのさまざまな働きも続々と確認されているという。

ゼライス 中央研究所では、ゼライス社の独自開発成分であるコラーゲン・トリペプチドの「変形性膝関節症」に及ぼす効果を確認するために、日常的に膝関節痛を自覚している比較的軽度の変形性膝関節症の被験者を対象に、ヒト臨床試験を丸山院長と共同で実施したとのこと。

その結果、通常24週間(6ヵ月)から40週間(1年間)行う期間を10週間で実施したにもかかわらず、5週間で圧痛症状に改善がみられた。また、別の調査では、4週間で4人のうち3人が関節の痛みが改善したとの報告もある。このような臨床試験結果によって、コラーゲン・トリペプチドの膝の痛みへの効果は、整形外科医から注目されつつあるという。

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