1人で開発・運営したブロックチェーンブラウザゲーム「MATICクレーン」から得た知見

灰に僕らは2022年10月11日に、ブロックチェーンブラウザゲーム「MATICクレーン」をゲームサイトのGamearterでリリースしました。

この1人での開発・運営を通じて、様々な気付きを得ることができました。

最初に、「MATICクレーン」はクレーンゲームを楽しむ中で暗号資産を獲得できるブロックチェーンゲームです。

1人で開発・運営したブロックチェーンブラウザゲーム「MATICクレーン」から得た知見

以前から考えていたことは、ブロックチェーンゲームが広まる前から、プレイヤーにギフトを提供することで、ゲームへの参加が継続する可能性を探ることでした。

しかし、実際の運営ではそう単純ではありませんでした。

MATICクレーンの収益は広告収入に依存していますが、報酬のバランスや送金方法が複雑な問題として浮上しました。暗号資産MATICの価格変動や広告収入の不安定さ、送金手数料、送金エラーへの対処など、さまざまな課題に直面しました。

1人で開発・運営したブロックチェーンブラウザゲーム「MATICクレーン」から得た知見

さらに、広告宣伝費用もかかるため、1人では難しいと感じました。

また、プレイヤーからのフィードバックでは、ゲームが純粋な娯楽ではなく、報酬を求める作業ゲームとして受け取られることがあることも分かりました。

私自身、ゲームは日常から離れて楽しむものと考えており、報酬に焦点を当てるのではなく、非日常の体験を提供することが幸福感や満足感に繋がるのではないかと感じました。

なぜゲームに報酬を結びつけようと思ったかと言うと、ゲームは何も残らないという意見をよく耳にしていたためです。高校時代から、この観点に対して興味を抱いていました。

1人で開発・運営したブロックチェーンブラウザゲーム「MATICクレーン」から得た知見

現在、「MATICクレーン」は手数料や送金エラーを排除し、ブロックチェーンゲームではなく、ギフト券やポイントの活用ができるシステムに変更されました。 報酬と収益のバランスは難しい課題ですが、1人でのリリースと運営は、周囲の協力があってこそ実現したものです。

今後も「MATICクレーン」の運営を続けていきますので、引き続きご支援いただければ幸いです。

1人で開発・運営したブロックチェーンブラウザゲーム「MATICクレーン」から得た知見

■灰に僕らとは

「灰に僕ら」は発達障がいを抱えながらも、個人で独学での活動を行い、自身の未熟さを認識しながらも、作品の制作・公開を通じて自身と周囲の成長を促すことを目指すクリエイターです。

https://www.gamearter.com/game/maticcrane/
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