2023年4月千葉県にある幕張メッセで「オートモビル カウンシル2023」が開催されました。オートモビル カウンシルは“自動車文化を愉しむ”ことを目的に2016年から開催されていて、往年の名車に加えて最新モデルまで見ることができるイベントです。
オートモビル カウンシル2023には、日産や三菱、ホンダ、マツダといった国内の自動車メーカーに加えて、海外のクラシックカーも展示されていました。会場には、8,000万円以上の1967年式のAston Martin(アストンマーティン)やイギリスの高級自動車メーカーALVIS(アルヴィス)、1965年式のメルセデス・ベンツ220SB(W111)等、レアなヘリテージカーが勢ぞろい。会場で見つけた激レア&名クラシックカーを画像を中心にご紹介します。
目次
ALVISからはオーバー6,000万円と3,000万円の2台
まずご紹介するのは、ALVISの日本総代理店である明治産業株式会社のブースに展示されていた2台。2020年式の「ALVIS 4.3L Vanden Plas Tourer」と1964年式の「ALVIS 3.0L TE21 Ward DHC」です。
ALVIS 4.3L Vanden Plas Tourer は2020年に日本第1号車として上陸したモデルとのこと。価格は63,800,000円。
ALVIS 3.0L TE21 Ward DHCは1964年式のヘリテージ・モデルで、価格は35,200,000円。
1937年式のパッカードに1974年式のBMW
ヘリテージカーを販売するDUPRO社のブースでは、1937年式のパッカード「Packard One-twenty Convertible Sedan」が展示されていました。価格は22,000,000円とのこと。
クラシックBMW
クラシックBMWを専門に扱うSimple Autoは、BMWを2台展示。紹介するのは1974年式の「BMW2002 turbo」で、価格は16,500,000円。
ホンダ初の4輪自動車、1965年式「T360」
ホンダは、スポーツトラックと言われた初の量産市販4輪車である「T360」を展示。「1962年、ホンダ四輪進出前夜」をテーマに、その様子を伝えるブースとなっていました。
ホンダのブースでは、「T360」とともに4輪進出を目指し開発した軽スポーツカーの「スポーツ360」も展示されていました。
エンツォ・フェラーリが生んだ最後のスーパーカー
イベント主催者のテーマ展示として「エンツォ・フェラーリ生誕125周年企画」が開催されていて、6台のフェラーリが展示されていました。エンツォ・フェラーリ存命中に発売された最後のスーパーカー、F40(エフフォーティー)をご紹介します。
フルレストアされた伊藤かずえさんのシーマも
日産のブースでは、フルレストアが大きな話題となった女優の伊藤かずえさんの1990年式のシーマや、1989年式のパオ、1998年式のフェアレディZ等を展示。
愛車とともに登場し会場でトークショーを行った伊藤かずえさんは、「シーマをSNSに投稿したことがきっかけになって、日産さんが動いてレストアしてくれた。新車のようにキレイに帰ってきてくれました。これからも大切に乗り続けます」と、SNSでの投稿がレストアのきっかけになったと、感謝していました。
1981年の東京モーターショーで発表したコンセプトカー
マツダは、1981年の東京モーターショーで発表したコンセプトカー「MX-81」ら計4台を展示。MX-81は、フルレストアされています。
Sクラスの原型と言われる1965年式のメルセデス・ベンツ
マツシマホールディングスのブースには、1965年式のメルセデス・ベンツ「220SB(W111)」が展示されていました。参考出品で、株式会社ホリゾン本社の納屋に長く保管されていたW111をマツシマホールディングスがレストアしたそう。
オールドメルセデスの専門店「シルバースター」からは、1990年式の「PUCH 230GE(W461)」。価格は12,000,000円。
8,660万円のアストンマーティン「DB6 Volante」
最後に紹介するのは、Jaguaria/ワイズのブースに展示されていたアストンマーティン「DB6 Volante」。価格は、「オートモビル カウンシル2023」最高値の86,600,000円です。