今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

今、車の「個人売買」が盛り上がってきていることをご存知でしょうか。

盛り上がっているその理由には、個人で車の売り買いをするため、消費税がかからず、諸経費をおさえてお得に車を購入できることがあります。また、中古車販売店等の業者に下取りに出した場合、販売価格は販売店等が決めていましたが、個人売買なら販売価格は自身の希望価格に設定することができます。このような自由度の高さも、個人売買の注目度が高まっている理由と言えるでしょう。

ただ、個人で売買するとなると、トラブルが発生してしまった時の対処も、自身で行うことになります。慣れていない問題にどのように対処したらいいのか、また「契約書は必要?」、「契約書はどうやって作るの?」「支払いは?」といった疑問や不安もあるのではないでしょうか。

お得に車が買えて「希望価格」で販売できることから、注目されている車の個人売買。この記事ではトラブルを避けて安心して車の個人売買を行う方法や、個人売買に必要な書類に手続きの流れ、サポートが付いて安心して個人売買ができるオススメのサイトをご紹介します。

目次

  1. 車を個人で売買する「3つのやり方」
  2. 個人売買に「必要な書類」
  3. 車を個人売買する時の「契約書の作り方」
  4. 個人売買の手続きの流れ
  5. トラブルを避けられる。車売買のプロが運営するサイトなら安心

車を個人で売買する「3つのやり方」

今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

車を個人間で売買する方法には、大きく下記の3つの方法があり、まずはそれぞれのメリットとデメリットをお伝えします。

  1. 有人、知人間で売買する
  2. 個人向けオークションサイトやフリマサイトを利用する
  3. 個人売買をサポートしてくれるサイトを利用する

1.友人、知人間での売買

親類や友人、知人間での車の売買は、経験したことがあるという方も多いのではないでしょうか。「車が欲しい」、「車を手放したい」という当事者間のやり取りで売買が行われるものです。諸経費や販売・購入価格も当事者間で決められ、売る人から買う人へ直接車を受け渡せば輸送料もかからないというメリットがあります。最近ではSNSで知り合った方から購入したという方も多いかもしれません。

ただ、詳しくは後述しますが、車の売買には必要な手続きや必要な書類があり、その手続き等も自身で行うことになります。友人や知人であっても後のトラブルにつながる可能性はあり、トラブルが発生した場合は当事者間で解決することになるため、必要な手続きはしっかり行わなければいけません。

また、車を買いたいタイミングで友人、知人等が車を手放したいと考えていたり、売りたい時に友人、知人の中に車が欲しい人がいる必要もあります。

2.個人向けオークションサイトやフリマサイトを利用する

今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

オークションサイトやフリマサイトには、アパレルや日用品等だけでなく、車も出品されています。オークションサイトやフリマサイトを利用することも、車を個人で売買する方法の一つです。

友人、知人からの売買と違い、出品されている中から自分の欲しい車を探して、同車種や他の車との比較ができる、所有している車を望む時に出品できる等のメリットがあります。オークション形式の場合は、競合がいなければ車両本体も安く購入できる可能性があります。システム利用料は発生するものの、諸経費等の中間費用はおさえることができます。車両本体だけでなく、パーツ等も探せることやローンが組めるサイトがあることも魅力です。

デメリットとしては、売る方も買う方も必要な手続き等は自身で行う必要があるため手間や労力が発生すること。また、せっかく落札したものの、出品者から必要書類が届かない、連絡や対応が遅い等のトラブルが発生する可能性もあります。さらに車両の状態確認も、自身で掲載されているテキストや画像から確認しなければいけません。

車両の状態は、特に後のトラブルにつながりやすく、トラブルが発生した場合の対処も自身で行う必要がある。そうなった場合に手間や労力が発生する点も、オークションサイトで個人売買をする際のデメリットと言えるのかもしれません。

個人売買をサポートしてくれるサイトを利用する

車を個人間で売買する方法の3つ目に、個人売買をサポートしてくれるサイトを利用することがあります。

サイトは車売買のプロが運営している場合が多く、先にご紹介した2つの売買方法の「メリット部分はそのまま」に、「デメリット部分をサポートしてくれる」という魅力があります。個人売買のため消費税はかからず、WEBで素早く完結し車両状態の確認もプロの検査員のチェックを通すことができたり、手間のかかる出品から手続き代行等、トラブルを未然に防ぐためのサポートが用意されています。

個人売買に「必要な書類」

今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

個人で車を売買する場合に必要な書類は以下の通りです。

「車を売る人」が用意する書類

下記の必要書類一覧は、主に車を売る人が用意するものです。

  • 自動車検査証
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車税納税証明書
  • 委任状
  • 譲渡証明書
  • 印鑑証明書
  • 自動車リサイクル券
  • 住民票・戸籍謄本

「車を買う人」が用意する書類

一方、下記は「車を買う人」が用意する必要がある書類です。

  • 車庫証明
  • 印鑑証明書

車庫証明は、車庫所在地を管轄する警察署で取得するもので、車庫の土地や建物が車を買う方が所有している場合は「保管場所使用権原疎明書(自認書)」、車庫の土地・建物を他人から借りている場合は「自動車保管場所使用承諾証明書」となります。

車種や普通自動車と軽自動車を購入する等、印鑑証明書は必要でなかったり、必要な枚数が変わってきたりします。また〇ヵ月以内に発行されたもののみ有効となる場合もありますので、それぞれのケースにあわせての事前確認が必要です。

車を個人売買する時の「契約書の作り方」

今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

個人売買でのトラブルを避けるために、口約束でなく法的な約束である売買契約書を交わしておくと買う方も売る方も安心できます。自動車ディーラーや販売店で購入する場合は、店舗側が契約書を用意してくれますが、個人売買の場合は自身で用意しなければいけません。

売買契約書は、約束事項を書面にするもの、約束事項のエビデンスとなるものなので、契約書を作る過程で条件等を確認・明確にする機会にもなります。「代金が支払われない」、「車両に不具合が見つかった」、「急に連絡がとれなくなった」等の起こり得るトラブルを避けて気持ちの良い取引にするためにも、売買契約書を交わすようにしましょう。

下記は売買契約書に記入する項目です。

車の売買契約書に必須の項目

  • 目的物(対象の車)
  • 売買で発生する代金
  • 代金の支払い時期と支払い方法
  • 引渡の日程と引渡方法
  • 本体代金以外にかかる費用 (自動車税や車検代、車の陸送にかかる費用など)

「目的物」とは、売買対象となる車のこと。「売買で発生する代金」、「代金の支払い時期と支払い方法」はそのまま車の代金と支払いの時期とどのように支払うかの方法です。

契約書をかわしていないと、車の状態が聞いていたものと違うであったり、支払い時期に方法を明確に書面で定めていないと、支払いの遅れ等のトラブルにつながりかねません。

車両の引渡についても、両者の都合が良い日を定め、引渡方法も定める必要があります。引渡に輸送代やレッカー代が追加で発生する場合は、その金額、どちらが負担するのかも契約書に記入しましょう。

売買契約書に含めておいた方が良い項目

  • 危険負担
  • 契約不適合責任
  • 協議事項

追加で含めた方が良い項目の「危険負担」は、売買契約成立後から引渡までの間に、売る側の責任ではない例えば災害等で車が損傷した場合等で取引が成立しなくなった場合、売る側と買う側のどちらがその分の負担を背負うのか定めておくもの。

続いて「契約不適合責任」は、車の引渡後に不具合が見つかったケースに対するもの。個人売買はプロの事前検査を通さずに行われることが多く、初めて実車を見るのが代金支払い後というケースも多いです。車両の状態については、引渡後すぐに故障が見つかった等のトラブルにつながるケースが多くあるため、契約不適合責任も契約書に含めておけば安心できます。

3つ目の「協議事項」は、契約時に定められていない事項やトラブル等が起こった場合に売る側と買う側で協議を行い、解決方法を決定するという契約条項です。

個人売買の手続きの流れ

今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

車の個人売買は、明確なルールがあるわけではありませんが、以下のような流れで進んでいきます。

  1. 車の状態の確認。取引の成立
  2. 売買契約書の締結
  3. 車両や必要書類の引渡と支払い
  4. 登録名義変更、自賠責保険の名義変更
  5. 任意保険の手続き

販売店やディーラーで購入する場合には、売買契約書や名義変更等は販売店等が行ってくれますが、個人売買の場合は自身で行うことになります。

「登録名義変更」「自賠責保険の名義変更」は車を売る側もしくは買う側どちらかが手続きを行う必要があり、必要書類は売る側が用意し、手続きは買う側が行うというケースが多いようです。「任意保険の手続き」は売る側は解除もしくは切換、買う側は加入もしくは切換を行うことになります。

買う側では、必要書類の項でもお伝えしたように「車庫証明」の取得も忘れずに行っておきましょう。

トラブルを避けられる。車売買のプロが運営するサイトなら安心

今、盛り上がる車の個人売買。「3つのやり方」に「必要書類」、中古車を「安心して売買する方法」とは?

今、車の個人売買が盛り上がっているのは、これまで多かった友人、知人間での売買と個人向けオークションサイトの利用に加えて、車売買のプロが個人売買の良いところはそのままに、デメリットをサポートしてくれるサービスが誕生していることが理由に挙げられます。

必要な書類の用意や手続きは手間や労力を惜しまなければできたとしても、車両や支払いのトラブルが発生する可能性はゼロではありません。いざトラブルが起こってしまった時の対応や慣れない作業等もお任せすることもできるので、車をお得に手に入れられて、望む価格で販売できて、面倒な作業もプロにお任せできるというサービスの人気が高まっています。

人気の高まっている車の個人売買をサポートしてくれるサービスの中では、車を買いたい人と売りたい人をつなぐ『クルモ』は、まさに個人売買の良いところはそのままに不安な点をサポートしてくれるというオススメのサイトです。

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