オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】

著: のっぴー

日本人が大好きなものの1つにあたる温泉。山岳地帯が多く、火山活動が活発な日本には各地に温泉が存在し、誰もが気軽に温泉に入り日ごろの疲れを癒やすことができます。

温泉のなかには市街地の近郊から湧出するところから、山奥のいわゆる秘境と呼ばれるところから湧いて出るところまでさまざまありますが、最近は高速道路のネットワークが発達したことにより、各地の温泉へのアクセスがしやすくなってきました。

道中の景色や他の観光地巡りを楽しみながらの温泉地へのドライブは、電車やバスではアクセスが大変だったりするため、温泉地へ旅行するなら車でドライブしながらいくのが、断然おすすめです。

これまで北関東や静岡県等、各都道府県のおすすめ温泉地を紹介してきましたが、今回は長野県の温泉地を紹介いたします。長野県は中部地方に位置しますが、大都市でいうと東京と名古屋のほぼ中間にあたり、東京からお出かけの場合は、関東地方の各地よりは若干時間を要するものの、車で十分いける距離にあります。

さらに、中央自動車道(以下 中央道)をはじめ、上信越自動車道(以下 上信越道)や長野自動車道(以下 長野道)などの高速道路が通っており、移動もしやすくなっております。

長野県は、日本アルプスの近郊ということもあり日本有数の山岳地帯で、すばらしい温泉地がたくさん存在します。私の知人でも、長野県の温泉地へ行く方は多く、大変人気があります。

今回は、長野県の温泉地のなかから私がおすすめしたい温泉地をいくつか紹介いたします。ぜひ、長野県の観光と合わせて、温泉旅行を楽しんでいただけたらと思います。

目次

  1. 近郊でウィンタースポーツも楽しめる「湯田中温泉」
  2. レトロな街並み散策も楽しみたい「戸倉上山田温泉」
  3. 実は岡本太郎とゆかりが深い「野沢温泉」
  4. 人気観光地の上高地にほど近い「白骨温泉」
  5. 上信越道と長野道ラインは温泉地の宝庫

近郊でウィンタースポーツも楽しめる「湯田中温泉」

オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】

「湯田中温泉」は、長野県北部で長野県の県庁所在地で中心地となる長野市から、西へ30kmほどのところに位置します。さらに、東側には群馬県の草津温泉もあり、温泉地ラインとなっています。

開湯は天智天皇の時代ということで、なんと1350年ほどの歴史があり、5つの地区のさまざまなところから源泉が湧き出ています。もともと、田んぼだった場所から温泉が湧き出たところから、湯田中温泉と名づけられました。

長寿長命の湯としても知られ、すり傷や冷え性・筋肉痛にも効果があるといわれており、俳人の小林一茶も愛し、湯田中温泉を何度も訪れたそうです。

湯田中温泉のある山ノ内町は、りんごやぶどうをはじめとした果樹園が多く、さらに志賀高原や竜王スキーパークなどの観光地も近郊にあるので、合わせて楽しむのがおすすめです。

湯田中温泉までは、東京駅から270kmほどの距離があり車で約3時間30分、上信越道の「信州中野IC」より約20分でアクセスできます。ちなみに草津温泉からは、国道292号線でアクセスできます。

レトロな街並み散策も楽しみたい「戸倉上山田温泉」

オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】

長野県第3の都市上田市と千曲市の間に位置する「戸倉上山田温泉」は、長野県の代表的河川である千曲川沿いにある、長野県屈指の温泉地です。

開湯から120年を越える歴史があり、美肌の湯として人気を集める他、100年ほど前からは長野市にある善光寺の精進落としの湯としても、発展してきました。

温泉はもちろんの他、街並が昭和のレトロ風な感じになっており、三味線や踊り・唄などの芸をみることができるのも特徴で、思い出づくりにはもってこいの温泉地です。

戸倉上山田温泉は、東京駅から230kmほどで約3時間でアクセスでき、最寄インターが上信越道の「坂城IC」となり、坂城ICから約8km、20分ほどでアクセスできます。

実は岡本太郎とゆかりが深い「野沢温泉」

オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】

長野市より北部の都市である飯山市よりさらに15kmほど北に行ったところにある「野沢温泉」も長野県内の有数の温泉地として、人気があります。

開湯は、奈良時代といわれておりさまざまな説がありますが歴史のある温泉地で、日本の村で唯一温泉の名前が入っている村でもあります。温泉街には13の外湯があり、こちらを巡るのもおすすめの入浴方法です。

野沢温泉は、みなさんご存じの「野沢菜」発祥の地で、江戸時代中期にとある人物が大阪・京都から天王寺カブラの種を持ち帰り、栽培しはじめたことで広まったとされています。

また、太陽の塔などで知られる芸術家の岡本太郎氏も野沢温泉とゆかりが深く、村初めての名誉村民であると同時に、さまざまな芸術作品が村内に存在します。

オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】
野沢温泉内にある岡本太郎氏作のレリーフ「野沢の乙女」
画像提供:野沢温泉観光協会

野沢温泉は、東京駅より約260kmほどあり3時間30分でアクセスできます。関越自動車道の「塩沢石打IC」から一般道か、上信越道の「豊田飯山IC」からが便利です。

人気観光地の上高地にほど近い「白骨温泉」

オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】

長野県第2の都市である「松本市」は、長野県中信地方の中心地です。そんな松本市には長野道の「松本IC」が通っており、インターに接続している国道158号線を西の方へ走行すると、観光地として有名な上高地や岐阜県の飛騨地方の中心地である高山市へとつながっています。

そして上高地の南側5kmほどのところにあるのが「白骨温泉」です。白骨温泉は乳白色の優しい色合いが特徴で、通常乳白色だと泉質は強い酸性になりますが、白骨温泉は弱酸性なことから絹のように滑らかで肌に優しく、老若男女のさまざまな方々に愛されています。

開湯は正確な年代は不明なものの、鎌倉時代にはすでに湧出していた記録が残っており、600年以上の歴史がある温泉です。また、周辺にも歴史や自然を感じられる建築物が多数あるため、歩いたりドライブしたりしながら楽しむのがおすすめです。

白骨温泉は、東京駅から260kmほど約3時間30分でアクセスができます。長野道の松本ICが最寄インターで、そこから国道158号線で約1時間です。

上信越道と長野道ラインは温泉地の宝庫

オススメ温泉地の宝庫。高速道路で行く長野県のおすすめ温泉地【前編】
長野県小布施町にある道の駅「オアシスおぶせ」

今回は、長野県でも北信地方と中信地方にある温泉地を紹介してきました。北信地方や中信地方は、上信越道と長野道が主要道路となり、そこから国道をはじめとした一般道を利用してアクセスするところが多いです。

都市部からきた場合、上信越道や長野道あたりになると、周辺の景色から道路形状までいろいろと雰囲気が変わってくるので、そこの移り変わりの様子がまたおもむきを感じられます。

冬期は、上信越道や長野道北部周辺を中心に積雪がすごくなるうえ、温泉地はだいたい周囲より標高が高いところにあるため、より気をつけなくてはなりません。早めの段階から天気予報や積雪情報を気にしつつ、ドライブの計画をたてるようにしましょう。

次回は、長野県の中信地方や南信地方のおすすめ温泉地を紹介していきます。ぜひ、ご覧いただけたらと思います。