1月18日(水)18:00〜19:00は佛心宗大叢山福厳寺住職 / 株式会社慈光マネジメント代表取締役の大愚元勝和尚がご登壇しました。大愚和尚は540年の歴史がある禅寺、福厳寺の弟子として育つも堅苦しい環境に反発し寺を飛び出し32歳で起業。慈悲心を具現化するため、複数の事業を立ち上げて軌道に乗せましたが、「社員教育は人間教育である」と実感し、40歳を目前に寺に戻ることを決意。現在は、住職としての職務のほか、登録者数56万人超えのYouTubeチャンネル「大愚和尚の一問一答」にて、「人間関係」「仕事」「恋愛」「健康」など多くの視聴者の悩みに対して仏教の視点から解説し人気を集めています。
今回は事業家としての顔を持つ大愚和尚に、事業家としての経験と僧侶としての仏教の視点から、混沌する現代を生き抜くリーダーのあり方について伺いました。
こんな方におすすめ
- 現在の経営に不安を抱く経営者の方
- 仏教の視点から会社を成長させる秘訣を知りたい経営者の方
- リーダーに必要な考え方を学びたいビジネスパーソンの方
内容
- 寺を飛び出し起業した経緯
- 事業家と僧侶としての活動
- 経営者から多く寄せられる悩みと解決法
- 現代を生き抜くために必要なリーダーの考え方
講師紹介
大愚元勝和尚(佛心宗大叢山福厳寺住職 / 株式会社慈光マネジメント代表取締役)
佛心宗大叢山福厳寺住職。(株)慈光マネジメント代表取締役。慈光グループ会長。僧名「大愚」は、大バカ者=何にもとらわれない自由な境地に達した者の意。駒澤大学、曹洞宗大本山總持寺を経て、愛知学院大学大学院にて文学修士を取得。僧侶、事業家、作家・講演家、セラピスト、空手家と5つの顔を持ち、「僧にあらず俗にあらず」を体現する異色の僧侶。愛知県小牧市に540年の歴史を誇る禅寺、福厳寺の弟子として育つ。3歳でお経を習い5歳で葬儀デビュー、10歳で僧籍を取得するも、厳しい師匠や堅苦しいしきたり、「お寺の子」と噂される重圧に反発して寺を飛び出す。32歳で起業。慈悲心を具現化したいと、複数の事業を立ち上げて軌道に乗せる。「社員教育は人間教育である」と実感し、40歳を目前に寺に戻ることを決意。事業を後進に引き継ぎ、インドから日本に至るまでの仏教伝道ルートをはじめとする世界23ヵ国を遊行し、現代における寺や僧侶のあり方を問う。平成27年に福厳寺31代住職に就任。令和元年には、仏教の本質に立ち返り、「慈悲心、知恵、仏性を育む」ことを宗旨とする佛心宗を興し、従来の慣習や常識にとらわれない、会員制寺院として新たなスタートを切る。現在は、住職としての職務のほか、内弟子僧侶の育成、インターネットを通じて「仏教の本質と実生活への応用」を学ぶことができる「佛心僧学院」、仏教を知識ではなく体感で学ぶことができる「大愚道場」、心技体を備えた次世代の経営者を育成する「仏教経営マンダラ研究会」を開催するなど、様々な切り口から仏教を伝えている。今後は、人口減少、少子高齢化によって消滅しつつある地方寺院の復興モデルとして、「テンプルステイ」や「寺町構想」を計画。「人づくり、生きがいづくり、町づくり」をテーマに、「心も生活も豊かな、小さくとも美しい寺町を作ろう」と提案する「寺町構想」には、国内外の経営者から関心が集まっている。