(本記事は、マナブ氏の著書『億を稼ぐ積み上げ力』=KADOKAWA、2020年9月25日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
月5万を稼ぐまでが最もハード
僕は学生時代、来る日も来る日もブログを更新し、月5万の収入をブログから得ることができました。ブログ以外にも、プログラミングを独学したり、IT企業でインターンとして働いたり。
当時、僕は1年半の間に
- 1日10時間アフィリエイト作業
- ブログ300記事ほど執筆
- プログラミングを鬼学習
- IT社長に弟子入り&労働
- 国際交流のイベント開催
- 友人と留学代理店を作る
これだけの行動を起こしました。そして「月5万の収入」を得ることができました。「こんなにやって…たったの5万?」と思うかもしれません。しかし、これが現実です。
■動き出しが、最もキツイ
これは、ビジネスに限った話ではありませんが、何かを始める時、最もしんどいのはスタート直後です。
例えばアルバイトでもそうですよね。
最初の1ヶ月は、慣れないし、覚えることが多いし、かなり疲れると思います。しかし3ヶ月もすると、必要な情報は頭に入っているし、バイト仲間とも打ち解け、身体は自然と動くようになり、疲労感は随分減ってきますよね。
ビジネスにおいても、これと同じことが言えるのです。しかし、自分でビジネスを興す時、この初期段階で99%の人が振り落とされてしまいます。
アルバイトや会社員なら、仕事をすれば、成果はどうあれ、お金がもらえます。しかし、自分で稼ぐとなると、成果を出さない限り、1円にもならないのです。最初の一番キツイ時に「収入0円」が続くことで、心が折れてしまいます。しかし、ここさえ乗り越えてしまえば、その後は楽になっていきます。ここは、本当に踏ん張りどころなのです。
■月5万の世界とは
僕は、学生時代にビジネスで月5万を稼いでいましたが、この5万というのは、決して侮れません。というのも、月5万ほど稼げたら、人生はかなり楽になるからです。会社とは別に毎月5万入ってきたら、それだけで年間60万円です。この月5万、年間60万があるのと無いのとでは、かなり違います。
そして、たとえ月に5万でも自分で稼げるということは、ビジネスの「基本のキ」は理解した状態だと言えます。その後も作業を継続していけば、月10万くらいは割とスムーズに稼げるようになるはずです。
先ほどのバイトの例と同じように、月5万ほど稼げるようになる頃には、作業での疲労感はかなり減っているため、継続するのも楽になっていきます。
■月20万を稼ぐには、効率化が必要
まずは、月5万が重要です。月5万を稼ぐための努力をその後も継続すれば、月10万まではそのまま達成できるでしょう。
しかしその後、目の前に壁が立ちはだかります。そのまますんなり月20万を稼げるようにはならないのです。ここで、試行錯誤が必要になってきます。
ブログを例にあげるなら、これまで好きなテーマで自由に記事を書いてきたところから、「稼ぎやすい分野について記事を書く」へとシフトしていかなければなりません。このようなワンステップ上の工夫をすることで、月20万への道が見えてくるのです。
月20万を自分で稼げるようになれば、ビジネスとしては中級プレイヤーです。ここから月50万円へとステップアップするのは、意外と簡単。作業効率を上げ、作業の一部を外注することで、サクッと達成できることも多いでしょう。ただ、このステップアップに関しては、ブログなのか、プログラミングなのか、動画編集なのか、分野にもよるので、一概には言えません。
月20万を目指すにせよ、50万を目指すにせよ、最も辛く最も重要なのは、初めの月5万のハードルを越えることです。
月5万のハードルは、想像以上に高い。ここで、ほとんどの人が挫折します。稼げるようになりたければ、とにかくここを乗り越える必要があるのです。
まとめ
●成果が出なくても、腐らず続けよう
●まずは月5万を達成しよう
●月5万を達成したら、その後は意外とスムーズ
22歳の時、大学を1年休学し、フィリピンに留学。
大学卒業後、フィリピンのセブ島で就職するが、11か月で退職。フリーランスになる。その後、起業するも失敗に終わり、27歳の時、月収5万・貯金0に。どん底の状態からブログに心血を注ぎ、月収7桁を達成。
29歳には月収8桁を達成し、時間にもお金にもゆとりのある人生にシフト。
現在はバンコクを中心に南国でひきこもりつつ、ブログをはじめYouTube、Twitterなどで有益な情報を発信している。
※画像をクリックするとAmazonに飛びます
- 努力の先にあるのは「絶望」である理由
- 副業で月5万も稼げない理由
- 年収1億円プレイヤーが語る仕事で成長するための3原則
- 人生で捨てるべき無駄なモノ5つ あなたはいくつ捨てられる?
- 人生で関わってはいけない5つのタイプ あなたはどれ?
- お金持ちの働き方【1億を超えた所感】