コカ・コーラシステムは2月10日、「Qoo オレンジ」「Qoo りんご」「Qoo 白ぶどう」で、ボトルのラベルに落書きができる「らクーがきボトル」(425mlペットボトル)を期間限定発売した。

「 Qoo オレンジ」「 Qoo りんご」「 Qoo 白ぶどう 」の「 らクーがきボトル 」(背面)
(画像=「 Qoo オレンジ」「 Qoo りんご」「 Qoo 白ぶどう 」の「 らクーがきボトル 」(背面))

「らクーがきボトル」の裏面には空白の「クー」がプリントされ、思い思いの「クー」を描くことができる点が特徴だ。描いた後は、スマートフォンで撮影した画像をラベルの二次元コードから特設サイトにアクセスし、カメラロールから選んでアップロードする。

そして、GIF(※)画像「うごクー」スタンプに加工すると、動くスタンプのようにLINEなどのメッセージで送れるようになる。自宅や外出先など場所を問わず、いつもの「Qoo」が親子の時間をより楽しくするねらいという。

※画像データファイル形式の一種

アンバサダーには、ヨネダ2000さんを起用し、オリジナルの絵描き歌を披露する。また、「らクーがき Movie」の公開や投稿キャンペーンの展開を通じて、親子のハッピーな時間を演出する。

GIF画 像 「うごクー」(サンプル)
(画像=GIF画 像 「うごクー」(サンプル))

〈「Qoo」ブランドは前年比2ケタ増、「Qoo 白ぶどう」は販売計画の4倍超に〉
コカ・コーラシステムが展開する果実飲料ブランドの「Qoo」や「Minute Maid(ミニッツメイト)」はともに好調で、2024年年間でのブランド実績は前年比2ケタ増の伸び率となった。

「Qooダンス」というダンスコンテンツを展開するなど、親子向けのマーケティング施策が奏功した格好だ。他の「バヤリース」(アサヒ飲料)や「トロピカーナ」(キリンビバレッジ)ブランドなどの果汁ブランドが、原料不足やシステム障害の影響などにより数字を落とす中で、伸長が際立っている。

中でも2024年2月に発売開始した「Qoo 白ぶどう」は、発売開始後1年間(2024年2月~2025年1月)の販売計画に対し、実績が4倍以上(出荷数量ベース)になったという。

2025年2月10日には「Qoo 白ぶどう」の大容量950mlペットボトルも発売した。販売好調商品のラインアップを強化し、飲用シーンを広げていく考えだ。

「Qoo オレンジ」「Qoo りんご」「Qoo 白ぶどう」の「らクーがきボトル」を発売
(画像=「Qoo オレンジ」「Qoo りんご」「Qoo 白ぶどう」の「らクーがきボトル」を発売)

「Qoo」ブランドは2025年も、引き続き「親子の成長応援飲料」として、Qooがあることで親子の時間がさらにハッピーになる存在を目指す考え。

具体的には、ブランドアイコンである「クー」キャラクターの“親子”の認知・好意度をアップすることで、数ある低果汁飲料の中から「Qoo」ブランドを積極的に手に取ってもらうことを目指す。

同社担当者は、「“らクーがき”という、ボトルに書き込める体験を通して“飲んでおいしい”の先にある価値も届けたい。親子にとっていっそう身近な存在になっていきたいと考えています」としている。