井村屋は8月18日、お酒とあんこを使った「日本酒香るあんこ」「ラム酒香るあんこ」を発売する。オープン価格。
全国の量販店スーパー、井村屋ウェブショップで順次取り扱いを開始する。スプーンでそのまま食べられるカップタイプ。
「日本酒香るあんこ」は、井村屋が展開する日本酒ブランド「福和蔵(ふくわぐら)」の「福和蔵 純米吟醸」の酒と酒粕を使っている。フルーティーで上品な味わいが特徴だという。アルコール分0.8%未満。
「ラム酒香るあんこ」は、ダークラム「マイヤーズ ラム」とラムレーズンミンチを使用。あずきと相性の良いラム酒とレーズンを選定したという。アルコール分0.5%未満。
※ダークラム=蒸溜した原酒を、内側を焦がした樽で3年以上熟成してつくるラム酒。濃い褐色が特徴。
井村屋では、発売60周年を迎えた商品「ゆであずき」などを販売している。近年、アルコールを使ったスイーツが広がり、特にお酒入り“チョコレート”は50~70代女性を中心に人気を集めている。また、あんこを使った商品や和菓子も年代が高くなるにつれて好まれる傾向にあることから、「お酒を使ったあんこも同様に好まれるのではないか」と考え、開発に至ったという。
井村屋は「日本酒香るあんこ」「ラム酒香るあんこ」について、「お酒とあんこは流通他社品にはない組み合せで、新たな市場開拓を目指します」としている。