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(画像=Wolfilser/stock.adobe.com)

新型コロナウイルス流行も、全国でワクチンの接種がはじまり、
ようやくゴールが見えたというところでしょうか。
とはいえ、今後の世界的な収束の見通しはまだ不透明なうえ、
長きにわたる緊急事態宣言と自粛要請によって、
飲食店をはじめ苦しい経営を強いられている社長さんも多くいらっしゃいます。

そこで今回は、自治体が独自に出している給付金の特集です。
地域によってさまざまな工夫がある、興味深いラインナップになりました。

家賃等支援給付金(竹原市)

竹原市の飲食店・観光関連事業者が貰える補助金です。
家賃支援として最大15万円が貰えます。
固定費の中でも負担の大きい、家賃を補助してもらえるのは嬉しいですね。

頑張る中小事業者応援給付金(三原市)

三原市の観光関連事業者や、印刷業者などが貰える給付金です。
県の自粛要請の影響を受けてさえいれば、
印刷業や服の小売店など幅広い業種で使える特徴があります。
一事業者30万円と、高めの設定も魅力です。

がんばろう萩!中小企業者等緊急サポート給付金(萩市)

萩市が用意している給付金です。
最大で50万円が貰えます。
コロナでの売り上げ減少率に応じてもらえる金額が変わり、
複数の事業所を経営している場合は事業所ごとに申請できるなど、
市が一丸となってコロナ禍を乗り切ろうという意志が感じられます。

時短要請協力金対象外事業者応援給付金(福知山市)

福知山市の給付金です。50万円が貰えます。(個人事業は30万円)
京都府の緊急事態措置協力金を貰えなかった事業者が対象と、
消費者からは見えにくい経済のつながりにまで配慮した政策になっています。

新型コロナウイルスの世界的大流行という未曽有の事態。
二年目に突入したこともあって、政策にも色々と工夫がみられはじめました。
ワクチン接種でコロナ禍が収束することを信じて、
補助金・給付金を活用しながらなんとかこの苦境を乗り切りましょう