
「ビットコインはもう高過ぎるのでは」と感じる人が増える一方で、1円以下だったものが何万倍にも値上がりし“億り人”を生んできたのが草コインです。
本記事では、草コインの基礎から買い方・銘柄選びのポイント・落とし穴まで順を追って整理しました。
読み終えれば、リスクを把握しつつチャンスを狙うための土台が整うはずです。
目次
【前提】「草コインで億り人」は非常に難しい
草コインの中には、一夜にして価格が数十倍・数百倍に跳ねる銘柄もあります。
しかし、そのような“当たり銘柄”はごくわずかです。
実際には毎日何十、何百もの草コインが発行されており、大半は流動性が乏しいまま埋もれていきます。その中から将来大化けする銘柄を見極めるには、偶然に頼らない徹底的な情報収集と分析が欠かせません。
加えて、2025年現在はバブル期と呼べる状況ではなく、市場全体の資金が限られているため、数十倍以上に成長する銘柄自体がそもそも希少です。
資金が潤沢な投資家であれば複数銘柄に分散して長期保有し、当たりを引けるまで待つことが可能ですが、多くの個人投資家にとっては大きな含み損に耐えながら保有し続けるのは心理的に非常に厳しい作業となります。
こうした背景から、草コインで億り人を目指す場合は、
・ホワイトペーパーや開発進捗、資金調達状況などの精査 ・上場前後の出来高やコミュニティ動向の追跡 ・徹底的な投資戦略 |
といった多面的なリサーチと戦略が必須条件です。
裏を返せば、それだけ労力と時間を投じても成功する確率は決して高くない点を理解しておきましょう。
草コインとは
草コインとは、時価総額や取引量が極めて小さい暗号資産の総称です。
ビットコイン以外はアルトコインと呼ばれますが、その中でも規模の小ささから「笑ってしまうほど小さい=草」という日本のネットスラングが当てられました。
価格が1円未満のものも珍しくなく、わずかな値動きでも倍率が大きく映る点が特徴です。
アルトコインとの違い
草コインはアルトコインの一部ですが、この二つの呼称は用途が異なります。
一般的には、次のように整理できます。
・アルトコイン:ビットコイン以外の暗号資産全体。イーサリアムやXRPなど、一定の時価総額と実績を持つ銘柄も含まれる。 ・草コイン:アルトコインのうち、特に知名度・時価総額・取引量が小さい超マイナー銘柄を指す。 |
草コインのメリットとデメリット
草コインに興味を持つ人の多くは、大きなリターンを期待していますが、同時にハイリスクである点も忘れてはいけません。
項目 | メリット | デメリット |
価格 | 1円未満が中心で少額から購入できる | 注目が集まらなければ価値がほぼゼロで停滞する |
値動き | 市場規模が小さく、話題次第で数倍〜数万倍に跳ねる可能性 | 反対に資金が抜けると主要銘柄以上のスピードで急落しやすい |
取扱所 | 海外の取引所(主にDEX)に豊富に上場し選択肢が多い | 詐欺的プロジェクトが紛れやすく、銘柄調査の手間が必須 |
伸び代 | 開発が進み、大手取引所へ上場すれば価格が急騰しやすい | 開発や運営自体が頓挫し、トークンが無価値になるリスク |
ポイントは、ハイリターンを狙える一方で損失も大きくなりやすいという二面性です。 次章以降で紹介する銘柄の探し方や購入手順を参考に、資金管理と情報収集を徹底しましょう。
なぜ草コインで「億り人」が狙えるのか
草コインは少額投資でも大きな利益を狙える一方で、なぜ大型銘柄よりも価格が跳ねやすいのかを理解しないまま飛び込むと、想定外の下落に巻き込まれることもあります。
以下3つの視点を押さえておくと、ハイリターンの裏に潜むハイリスクの正体が見えやすくなります。
・低時価総額ゆえの跳ね上がり ・上場・提携ニュースによる急騰 ・コミュニティ主導の拡散力 |
それぞれ詳しく解説していきます。
低時価総額ゆえの跳ね上がり
草コインは発行枚数の少なさや市場規模の小ささから、数百万円規模の買い注文でも価格が数倍に膨らむケースがあります。
例えば、時価総額1億円の銘柄に1千万円規模の資金が流入すれば、理論上は全体の評価額が10%押し上げられる計算になり、チャートに急角度の上昇が現れます。
大型銘柄で同じ上昇率を実現するには何百億円もの買い圧力が必要になるため、資金効率の観点では草コインが優位です。ただし、同じ理由で少量の売りでも急落が起こり得るため、利確・損切りラインの設定など出口戦略は必須となります。
上場・提携ニュースによる急騰
大手取引所への新規上場や有名企業との提携発表は、草コインの知名度と流動性を一気に引き上げます。
上場が決まると取引高が膨らむという期待が買いを集め、短期間で数倍跳ね上がる例も少なくありません。とはいえ、発表前に仕込める情報は極めて限られ、公開後に過熱感だけで飛び乗ると反落に巻き込まれるリスクも高まります。
発表内容がトークン経済や技術開発と結びついているか、実需を伴うか等を見極める視点が欠かせません。
コミュニティ主導の拡散力
開発チームが潤沢な資金を持たない草コインでも、熱心なコミュニティがSNSで語り合い、ミーム化して話題が雪だるま式に拡散することがあります。
柴犬をテーマにした代表的ミームコイン「Shiba Inu(SHIB)」を例に取ると、コミュニティ主導の拡散力がどれほど強烈かがよく分かります。2020年8月に匿名の開発者が1,000兆枚を発行した当初は、価格がほぼゼロに等しい草コインでした。ところがX上で #ShibArmy が爆発的に盛り上がり、イーロン・マスク氏の柴犬ネタ投稿が追い風となった結果、2021年10月には最高値0.009円を記録し、最安値比で約90万倍という急騰を達成します。(下記参照)

その後もコミュニティは独自DEX「ShibaSwap」やレイヤー2「Shibarium」を立ち上げ、話題先行型のミームを「実需が伴うエコシステム」へと育て続けています。
このように、初期の価格上昇がコミュニティの拡散力とミーム性に依存していたとしても、長期的にはプロダクト開発やロードマップを通じて熱狂を持続させられるかどうかが、草コインの命運を左右する重要な判断材料となります。
草コインの選び方
「一発当てたい」という気持ちだけで銘柄を選ぶと、詐欺プロジェクトや流動性のないトークンをつかむ恐れがあります。
ここでは初心者でもチェックしやすい4つの観点を挙げ、具体的な確認方法と注意点を示します。
・コミュニティの規模と熱量 ・トークノミクスと供給計画 ・流動性と時価総額で「売りやすさ」を確認 ・ロードマップと開発体制 |
具体的に解説していきます。
コミュニティの規模と熱量
強いコミュニティは草コインの生命線です。
たとえば Shiba Inu(SHIB)の Reddit掲示板「/r/SHIBArmy」は54万人超が参加し、日々、新規投稿が続いています。フォロワー数だけでなく「投稿が数時間でコメントやいいねを集めているか」を観察すると、実際の活気が分かります。
Xであれば、ハッシュタグやCA(コントラクトアドレス)で検索すると、コミュニティの盛り上がり具合が感じられるはずです。
活発なコミュニティは情報拡散・価格下支え・取引所上場の後押しという三つの面でプロジェクトを支えるため、まず最初に確認しましょう。
トークノミクスと供給計画
「いつ、どれだけ新しいコインが市場に出るか」を示すルールが甘いと、後から大量発行されて価格が下がるリスクがあります。
たとえば、SafeMoonは取引ごとに10 %手数料を取り、半分を保有者に配り、残りを流動性プールに入れる仕組みで“売り圧が起こりにくい”インセンティブを設計しました。
チェックするポイントは下記の3つ。
・発行上限の有無 ・バーン(焼却)や配当など保有者のメリット ・チームの保有分がいつロック解除されるか |
これらは、公式ホワイトペーパーやブロックチェーンエクスプローラーで確認できます。
流動性と時価総額で「売りやすさ」を確認
出来高が少ない草コインは、売りたいときに売れず価格が大きく滑る(スリッページ)ことがあります。
投資額が数万円なら板が薄くても売れるかもしれませんが、数十万円以上を動かすなら24時間出来高や上場先(CEX/DEX)を必ずチェックしましょう。
草コインは値動きが激しく、ハイリスクな資産である点も忘れないでください。
ロードマップと開発体制
ミームと話題性だけでは、草コインは長続きしない可能性が高いです。
上述した通り、SHIBは2021年にDEX「ShibaSwap」を公開し、2023年には独自のL2「Shibarium」をローンチして実用性を拡大しました。
GitHubの更新頻度や開発者AMAの開催実績が多いプロジェクトほど、計画を実行する力があると判断できます。
初心者であれば、XやTelegram、Discordなど公式SNSをチェックして、ロードマップの進捗と開発コミットの増減を確認すると良いでしょう。
草コインの買い方・始め方
はじめて草コインに挑戦する際は、行き当たりばったりで購入ボタンを押すのではなく、口座選びから購入後の管理までを一連のフローとして捉えるとスムーズです。以下では、初心者が迷わず実践できるよう、各手順を順番に整理しました。
暗号資産取引所を選ぶ
暗号資産取引所は、下記のように複数の観点で比較検討するのが基本です。
・取り扱い銘柄数 ・手数料 ・入出金方法 ・日本円オンランプの有無 ・サポート体制 |
草コイン狙いであれば、国内取引所なら取扱銘柄が30種超で板取引も備えたGMOコイン、海外勢では上場スピードが速いBybitやMEXCが候補に挙がります。
加えて、初心者は日本語サポートやアプリの使いやすさも重視すると、操作ミスによる損失を防げます。
口座開設と本人確認
取引所が決まったら公式サイトからメールアドレスを登録し、SMS認証・本人確認書類アップロードへ進みます。
国内取引所では運転免許証やマイナンバーカードの撮影と顔写真の撮影を合わせて行う「eKYC」が主流で、スマホから10分程度で完了します。
審査結果が届いたら、2段階認証(Google Authenticator など)も必ず有効化しましょう。
これを怠るとフィッシング被害で口座資産を抜かれるリスクが高まります。
入金方法
国内取引所の場合、銀行振込・即時入金・コンビニ入金など複数のルートがありますが、手数料と反映速度を考慮するとネット銀行経由の即時入金が便利です。
海外取引所で直接草コインを買うなら、国内取引所で別の暗号資産を購入し、送金ネットワークと手数料を確認した上で送金します。
送金前に少額テストを挟むと、送金ミスによるGOX(暗号資産を失うことや引き出せなくなること)を避けられます。
草コインの購入手順
取引所口座に資金が反映したら、現物板または販売所画面で希望銘柄のティッカーを検索し、成行・指値のいずれかで注文を出します。
急騰銘柄の場合は成行が約定しやすい一方、スリッページによる高値掴みリスクがあるため、指値を基本とし、約定しづらいときだけ成行を使い分けるのが無難です。
保管・管理
中・長期保有を前提にするなら、取引所に置きっぱなしではなく、メタマスクやRabbyなど暗号資産ウォレットへ移動させます。
秘密鍵やシードフレーズは紙に書き写し、クラウドには保存しません。
加えて、主要ネットワークのガス代分(ETH、BNB、SOLなど)を少量残しておくと、必要なタイミングでスムーズに移動・売却ができます。
おすすめの草コインランキング
ここでは、2025年時点で注目を集める草コインを5銘柄紹介します。
・Shib Inu(SHIB) ・Keeta(KTA) ・Housecoin(HOUSE) ・Aerodrome Finance(AERO) ・Sahara AI(SAHARA) |
各銘柄の特徴を詳しく解説します。
Shib Inu(SHIB)

名称/ティッカー | シバイヌ/SHIB |
現在価格 | ¥0.001653 |
時価総額/ランキング | ¥974,454,605,242/19位 |
取扱のある取引所 | SBI VCトレード、Bybit、Bitget |
公式リンク | サイト、X |
シバイヌ(SHIB)は、ペンネーム「Ryoshi」が2020年8月に発行した柴犬モチーフのミームコインです。
2021年の急騰で世界的に知られ、現在は時価総額上位20の常連となっています。
DEX「ShibaSwap」や独自L2「Shibarium」、メタバース計画「SHIB: The Metaverse」などプロダクト開発が進み、バーン機構による供給圧縮も継続。
熱狂的コミュニティ「#ShibArmy」の拡散力を背景に、ミームから実用エコシステムへと進化を遂げつつあります。
Keeta(KTA)

名称/ティッカー | Keeta/KTA |
現在価格 | ¥108.20 |
時価総額/ランキング | ¥43,507,722,892/221 |
取扱のある取引所 | Aerodrome Finance、Uniswap |
公式リンク | サイト、X |
Keeta(KTA)は、1秒につき1,000万件の処理を掲げるDAG型レイヤー1「Keeta Network」の基盤トークンです。
暗号資産・法定通貨・株式を一括管理するKeeta Walletや実世界資産(RWA)のトークン化を視野に入れ、TradFiとDeFiの橋渡しを目指しています。
総供給10億枚のうち約40%が流通し、残りは段階的にロック解除予定です。
2025年夏のメインネット公開とエリック・シュミット氏(元グーグルCEO)の支援にも注目が集まっています。
Housecoin(HOUSE)

名称/ティッカー | Housecoin/HOUSE |
現在価格 | ¥2.64 |
時価総額/ランキング | ¥2,664,315,113.79/824位 |
取扱のある取引所 | Bitget、MEXC、Gate |
公式リンク | サイト、X |
Housecoin(HOUSE)は、Solana基盤のミームコインです。米国の住宅価格バブルを風刺し「1 HOUSE = 1 house」を掲げます。
総供給10億枚の大半が流通済みで、2025年4月のローンチ直後に800%超の急騰を記録しました。
すでに大手取引所にも上場しており、匿名チームながらTikTokやXの話題拡散でホルダー数は60万人超。
ユーティリティは未発表ですが、コミュニティ主導の投機銘柄として注目されています。
Aerodrome Finance(AERO)

名称/ティッカー | Aerodrome Finance/AERO |
現在価格 | ¥110.02 |
時価総額/ランキング | ¥93,092,662,990/92位 |
取扱のある取引所 | Bybit、Bitget、MEXC |
公式リンク | サイト、X |
Aerodrome Finance(AERO)は、Coinbase開発のL2「Base」上で流動性ハブを担う次世代DEXのネイティブトークンです。
AEROをロックするとveAEROとなり、取引手数料100%とインセンティブを受け取りながらガバナンス投票に参加できます。
2023年8月のローンチ以来、Velodrome V2の技術を継承しつつ毎週エミッションでLP報酬を配布し、TVLは約6.5億ドルでBase内首位を維持、Slipstream導入で資本効率も向上しています。
Sahara AI(SAHARA)

名称/ティッカー | Sahara AI/SAHARA |
現在価格 | ¥12.24 |
時価総額/ランキング | ¥25,008,599,371/191位 |
取扱のある取引所 | Bybit、Bitget、Binance |
公式リンク | サイト、X |
Sahara AI(SAHARA)は、データ主権と協働経済を掲げる分散型AIブロックチェーンのネイティブトークンです。
AIモデルやデータセットの利用料・報酬支払いに用いられ、総供給10億枚のうち64%超がコミュニティ向けに割り当てられています。
2025年6月のTGEではBinance LabsやPantera Capitalの支援を受けて上場し、メインネット公開と大規模エアドロップを控えるなど、AI×Web3ブームを追う草コインとして注目されています。
草コインでおすすめの取引所3選
草コインに挑戦するなら、銘柄数・手数料・安全性のバランスが鍵。
ここでは国内外の取引所から、草コイントレードに強みを持つ3社を厳選しました。
・GMOコイン ・Bybit ・Bitget |
まずは各社の特徴をざっくり把握して、自分に合った口座を選びましょう。
GMOコイン

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内取引所。
日本円の即時入金・出金が無料で、販売所と板取引の両方を備えています。
ビットコインであれば、最低0.00001 BTC(約100円)から買えるうえ、現物手数料はMaker –0.01%で“手数料を受け取れる”ことも。
草コインは少ないですが、つみたてやETHステーキングなど“ほったらかし運用”系サービスが豊富でビギナーも扱いやすい点が魅力です。
Bybit

Bybitは、シンガポール拠点・世界130 か国で利用される大手海外取引所です。
現物〇銘柄超に加え、先物は最大100倍レバレッジを提供。Maker手数料は一部板注文で –0.025 %となり、板に流動性を供給すると報酬が得られます。
24時間日本語チャットとゼロカット制度があるため、海外口座が初めてでも比較的安心。
ローンチパッドやエアドロップで新しくリリースされる草コインを“低コストかつ早め”に獲得できる機会も多彩です。
Bitget

Bitgetは現物700銘柄超・デリバティブ125倍で急成長中のグローバル取引所です。
現物手数料はMaker/Takerとも0.1 %とシンプルで、コピー取引機能を使えば上位トレーダーの売買をワンクリックで追従できます。
3億ドル規模の保護基金やライセンス取得(米・加・豪)でセキュリティ面も強化。
草コインの早期上場・大型ボーナスキャンペーンが定期的に行われるため、少額から“次の100倍銘柄”を狙いたいユーザーに好相性です。
草コイン投資のリスクと注意点
リターンが大きい分、草コインには特有のリスク・注意点が存在します。
ここでは以下3つのポイントを取り上げ、それぞれの対策を示します。
・詐欺プロジェクトの見分け方 ・流動性リスク ・法規制・税金の留意点 |
詐欺プロジェクトの見分け方
ホワイトペーパーのコピペ、開発者や監査企業の実態不明、コミュニティでの過剰な高利回り宣伝などは典型的なシグナルです。
公式サイトのGitHub更新履歴やパートナー企業の実在性を確認し、第三者監査レポートの有無をチェックしましょう。
また、トークン分配比率で開発者のロック期間が極端に短い場合、価格操作リスクが高いと判断できます。
流動性リスク
草コインは出来高が薄く、一度に大口売却が出ると価格が急落します。
取引所の板厚を確認し、買い板が薄い場合は複数回に分けて売却する計画を立てることが重要です。
分散型取引所(DEX)で購入した場合は、プール残高の少なさにも注意が必要で、スリッページ許容幅を広げ過ぎると想定外のレートで約定する恐れがあります。
法規制・税金の留意点
暗号資産の売買益は日本では原則「雑所得」として総合課税対象となり、年間20万円超で確定申告が必要です。
また、分離課税や損益通算の議論は進んでいるものの、現時点では実現していません。
さらに、海外取引所の利用に対しては金融庁が注意喚起を行っており、利用する際は自己責任となります。
草コインに関してよくある質問(FAQ)
最後に、草コインに関してよくある質問をまとめてみました。
・草コインはいくらから買える? ・草コインを取引するならどのウォレットがおすすめ? ・保有している草コインの暴落時はどう対処すべき? |
それぞれ具体的に回答していきますので、ぜひご覧ください。
草コインはいくらから買える?
草コインの価格にもよりますが、UniswapやRaydiumといったDEX(分散型取引所)であれば、百円以下からでも購入可能です。
ただし、最低取引単位や送金手数料を考慮すると、初心者は数千円〜数万円程度から始めるのがおすすめです。
草コインを取引するならどのウォレットがおすすめ?
イーサリアム系ならメタマスク、SolanaチェーンならPhantomが定番です。複数チェーン対応のRabbyやBitget Walletも選択肢になります。
詳しくは、「おすすめの暗号資産ウォレット12選」をご参考にしてください。
保有している草コインの暴落時はどう対処すべき?
あらかじめ設定した損切りラインで売却し、長期目線での値上がりが期待できる銘柄であれば、買い直しを検討します。
また、もし売りのタイミングを逃してしまったのであれば、塩漬け(現在価格が買い値よりも下がっていて、売ると損が出る状態であるために、やむをえず長期保有していること)も選択肢になります。
注意点としては、動揺して追加入金するのはおすすめできません。
草コインまとめ
今回は、草コインの基礎知識から銘柄選定、買い方、おすすめ銘柄、投資する際のリスクを解説しました。
草コインはハイリスク・ハイリターンの象徴ですが、取引所選びから資金配分、出口戦略などを体系立てて実践すれば、ある程度のリターンを狙いつつ致命的な損失を避けることが可能です。
小さな資金でも大きく増やせる余地がある一方、ゼロになる覚悟も必要です。この二面性を理解し、計画と検証を重ねながら一歩ずつ進めば、億り人になれるかもしれません。