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峰島新(みねしまあらた)さんは、システムエンジニアとして働く傍ら、映像制作やWeb制作やホームページ制作、さらには画像編集やライティングといった複数の仕事をしています。今回はその中の映像制作業務への取り組みに関してお話しを伺いました。 |
映像制作を仕事にしたきっかけ
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現在、私は2つの仕事を柱としています。その中の1つである、業務委託(フリーランス)としてのクリエイターの仕事です。現在はその中でも映像制作、Web制作やホームページ制作、画像編集やライティングとクリエイティブのお仕事の中だけでもかなり幅広くやっております。今回はその中の映像制作の部分をお伝えします。
私は現在個人で業務委託(フリーランス)契約を結び、そこで副業として映像編集のお仕事を遂行しております。企画制作、撮影、編集と幅広くありますが、現在は映像編集作業が主にとなります。
現在の使用ツールは、主にPremiere Pro、After Effects、Media Encoder、DaVinci Resolve、Wondershare Filmora、Final Cut Pro、稀にMaxon Cinema 4Dなどがメインとなります。
映像制作自体は、高校3年生の必須選択科目で最初にiMovieでの映像編集やカメラを用いての撮影技法などを学び、そこから大学に進学した際も定期的に撮影や編集をおこなっておりました。
その頃から趣味で映像制作をしていた私は、仕事にしてみたいという思いが芽生えており、当時新卒時に入った会社でも映像制作に携わる事ができるのではと考えておりました。しかし、実際に入社して最初に配属されたのはシステム開発の部署で、希望していた映像制作の仕事に携わることができませんでした。
それでも、映像編集の業務に着手してみたいという思いは変わらず芽生えており、
入社して半年が経った頃には開発を行いながら映像編集のお仕事の2刀流を行っておりました。
そして、入社して約1年が経過した頃に映像編集業務において大きなお仕事の依頼が入り、別会社の48部署分の社員の働き方を1本の動画にまとめて、その社員の親族やお子様に提供するという業務に従事しました。
その業務で連携された素材は1部署あたりJPG画像約20枚程度、合計で約960枚以上の
画像を用いてドキュメンタリーかつ、お子様にも楽しんでいただけるようなポップな映像にするとの事でした。これらの素材を用いて2週間以内に納品まで完了させるという厳しいスケジュールの中で行う必要がありました。
そんな状況でも私は映像編集をひたすら続け、退勤後自宅に戻った際も映像表現上において「〇〇のシーンには□□の効果を挿入してメリハリをつける」、「BGMをもう少し明るい感じに仕上げたいので、△△のエフェクトを挿入して調整したらどうか」など、一生懸命試行錯誤を繰り返し、無事に2週間以内に完成し、納品することが出来ました。
視覚で伝える映像の魅力
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映像編集という仕事は、実物の映像を通じて情報を伝える作業です。自分自身が見るだけでなく、第三者にもリアルタイムに届けることが重要です。文字や口頭で伝えるだけでは不十分な場合もあり、映像を使うことで現実に近いイメージを伝えることができます。
映像は、文章だけでなく図形や写真を駆使して、視聴者に情報を届けるための強力なツールであり、必需品でもあります。私の映像編集は、視聴者に真実を伝えるための大切な手段だと考えています。
映像編集の魅力は、創造力とセンスが問われる点にあります。思い描いたイメージを形にして作品を作り上げる過程が楽しさにつながり、完成された作品が視覚的に形に残り、記録として保存されることは非常に大きなメリットです。自分の創造力を最大限に発揮できるので、未経験者にもおすすめの仕事だと思っています。
私は興味のある分野には積極的に挑戦するタイプで、仕事だけでなく趣味でもさまざまなことに取り組んできました。人からおすすめされたことを積極的にやってみて、それがきっかけで新たな趣味や仕事につながることもあります。
未経験だからこそ踏んでいって欲しい道のり
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私も元々は映像制作自体を大学で専門的な部分まで学んでいたわけではなく、詳細を誰かに事細かく教わった訳ではないため、自分の力だけで趣味として、業務として、そして知識としても習得してきました。
映像制作というのは自分以外の第三者も見ることが前提で制作を必要としているお仕事なので、やはりツールを使い慣れていないと未経験でも厳しい事は事実ではあります。最近ではスマホやタブレットでのアプリでも気軽に映像制作をする事が出来ますが、お仕事に従事する際は、やはりPCでの映像制作が必要不可欠にはなります。
そのため、まず映像制作を自分で習得していくためには、
- Power Pointを使用して、映像や音声の撮影・収録機能を使用して、集めた素材を用いてアニメーション機能などを使用して映像編集をする
- カメラを用いて撮影を行い、撮れた素材をiMovieやEDIUSなどの簡易映像ソフトに取り込み、映像編集の流れをイメージする
- 慣れてきたら映像編集業務でよく用いられるFinal Cut ProやPremiere Proなどを用いて撮れた素材に映像や音声のエフェクトやトランジション効果などを挿入して、より本格的な映像編集を行う
- After EffectsやMaxon Cinema 4Dなど、通常の映像編集ソフトだけでは対応し切れない映像効果制作ソフトを用いてよりリアルな映像制作を行う
以上の4ステップを踏んでいけばお仕事の場でも大活躍できる「映像クリエイター」になれると思っております。
(4に関しては余力があれば進める方向性で問題なく、基本は1〜3が出来ていれば大丈夫です)
映像制作というお仕事は映像を作るだけではなく、第三者に見せる目的があってこそなので、常に『感性』を繰り返し研ぎ澄ませていく必要があります。
だからこそ、それに必要な知識を上記の4ステップで正しく踏み、それを基に自分で作った映像と向き合い、自分も相手も納得がいくような映像を作ることを念頭に進めていければ良いと思っています。