【新潟はマンガ王国⁉】マンガとアニメで新潟を染める「がたふぇす」【新潟エリア】
【新潟はマンガ王国⁉】マンガとアニメで新潟を染める「がたふぇす」【新潟エリア】

こんにちは。マンガを読むのが大好きなライターの「はるの」です!

皆さんはマンガやアニメを鑑賞していて、「同じ趣味を持つ仲間と楽しみたい!」と思ったことはありませんか?

新潟市では、そんな方にぴったりのマンガ・アニメの祭典「がたふぇす」が開催されているのです!
今回はそんな「がたふぇす」について紹介していきます。

そもそも「がたふぇす」とは?

にいがたアニメ・マンガフェスティバル、通称「がたふぇす」は、新潟市内の古町エリア・白山エリア・万代エリアで開催されているマンガ・アニメの祭典のことです!

2010年度から「にいがたマンガ大賞フェスティバル」「新潟国際アニメ・マンガフェスティバル」「コスプレガタケット」という新潟の三大マンガ・アニメイベントを同時に開催する形で始まり、2013年に開催された第3回から「がたふぇす」という愛称がつけられました。

コスプレパレード・新潟市音楽文化会館でのアニソンライブなどの「見て楽しむ」企画から、アニメキャラクターデザイナーや国際映像メディア専門学校での声優とのワークショップ・日本アニメ・マンガ専門学校の講師から学べるマンガ講座などの体験型企画まで毎年様々な企画で賑わっています!

このアーティスト×専門学校×行政の産学官連携によりマンガ・アニメの「楽しさ」に加え、「学ぶ」や「知る・働く」という教育や産業の観点からの取り組みを深め、マンガ・アニメの持つ魅力や可能性を幅広い層に訴えることで、マンガ・アニメを活用してまちづくりをするという新潟市の熱い想いが込められたイベントなのです!

子どもから大人まで楽しみながら学べるイベントということで、親子で参加してみるのも良いかもしれませんね。

過去の「がたふぇす」のイベント内容などはこちらのリンクからも見ることができるため、ぜひ一度覗いてみてください。

がたふぇす公式HP「過去のイベント」:https://niigata-animemangafes.com/event-past/

なぜ新潟でマンガやアニメ?

「がたふぇす」について少し詳しくなったところで、「なぜ新潟がマンガやアニメでまちづくり?」と思った人も多いのではないでしょうか。

実は、新潟県は多くのマンガ家を輩出しているのです!

新潟市出身のマンガ家には『ドカベン』の水島新司、『うる星やつら』『らんま1/2』などで有名な高橋留美子、中越地方出身のマンガ家には『るろうに剣心』の和月伸宏、『頭文字D』のしげの秀一など、皆さんも一度は聞いたことのある作品を描いているマンガ家も多く輩出しています!

上記の作品だけでも、アニメ化・実写映画化して有名な作品もたくさんありますよね!

新潟からたくさんのマンガ家が輩出されている理由として、一説では「雪で外出できないことによって生まれた、こたつで絵を描く“こたつ文化”が背景」であると言われています。

また、『天才バカボン』の作者赤塚不二夫など新潟にゆかりのあるマンガ家を始まりとして、各世代のマンガ家たちが有名になったことで、「マンガを描く」ことが身近になったことや、1983年から開催されている「新潟コミックマーケット(通称:ガタケット)」など、小さい頃からマンガを発表する場があるというのも大きな要因と言われています。

新潟の環境が生んだ名作が数多くあるということですね。

新潟から世界へ!「新潟国際アニメーション映画祭」

さらに、「がたふぇす」をはじめとしたアニメ・マンガに関するイベントの開催から発展して、世界に目を向けたイベントが生まれました。

それが2023年から始まった「新潟国際アニメーション映画祭」です。

これは、長編商業アニメーションにスポットを当てた映画祭で、アニメーションの楽しさをより多くの人に知ってもらい、アニメーションの新たな意味づけをしたいという目的から誕生しました!

米国アカデミー賞でも長編アニメーション部門が初めて設けられたのは2001年と、長編アニメーション作品が注目されるようになったのはごく最近のことです。
多様な作品形態がある長編アニメーションに共通の視点を与えることで新しい価値づけをしたいという想いから長編作品に特化した映画祭となったのです。

古くから日本海に面する最大の港として世界との文化交流を持ったという新潟の歴史的背景と、マンガ・アニメが浸透した環境の2つの特色を持つ新潟だからこそ開催できる国際映画祭と言えます!

新潟からアニメーション文化で世界を盛り上げるということで、映画祭自体にも受賞作品にも注目していきたいですね。

おわりに

いかがでしたか?
「がたふぇす」に参加したくなって、うずうずしている方もきっと多いはず…。

マンガ・アニメで盛り上がる新潟の新たな一面も知ることができたのではないでしょうか!

ぜひ一度「がたふぇす」をはじめとした新潟のマンガ・アニメでのまちおこしに皆さんも飛び込んでみてください!

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

がたふぇす(にいがたアニメ・マンガフェスティバル)
開催場所:新潟市 古町・白山・万代エリア
アクセス:JR「新潟駅 」万代口バスターミナルから萬代橋ラインのバス「古町」で下車
参加料金:無料(各イベント・展示会場で料金が必要な場合がございます。)
公式HPhttps://niigata-animemangafes.com/
※イベント内容や開催場所等は、開催年度によって多少異なりますので、開催年度の公式HPをご確認ください。

参考

がたふぇす公式HP
https://niigata-animemangafes.com/
新潟国際アニメーション映画祭公式HP
https://niigata-iaff.net/
にいがた観光ナビ「「がたふぇすVol.14」 にいがたアニメ・マンガフェスティバル」
https://niigata-kankou.or.jp/event/3508
新潟市報道資料「第14回にいがたアニメ・マンガフェスティバル(がたふぇすVol.14)を開催します」
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/houdou/202403.files/240313-2.pdf
世界日報DIGITAL「マンガで地域復興!がたふぇす2024【サンデー世界日報より】」
https://www.worldtimes.co.jp/sunday-sekai-nippo/20240403-180150/
新潟市「にいがたアニメ・マンガフェスティバル(がたふぇす)」
https://www.city.niigata.lg.jp/kanko/bunka/shinko/mangaanime_mati/gatafes.html
新潟文化物語「第16回 マンガ・アニメの祭典「がたふぇす」&「つけペン」体験」
https://n-story.jp/exp-report/16/
新潟文化物語「file-49 マンガ王国・新潟」
https://n-story.jp/topic/49/
じゃらんnet「【がたふぇす】アクセス・イベント情報」
https://www.jalan.net/event/evt_317624/