「やわらか戦車」「映画 すみっコぐらし」や「トムとジェリーごっこ」「アグレッシブ烈子」などのアニメーションを手掛けてきた株式会社ファンワークス(以下、ファンワークス)が、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭(併設国際見本市MIFA)のStudio Focusにて、「Kawaii Animeのこれまでとこれから」を開催しました。
本記事ではイベントの概要から当日の様子までお届けします。
開催概要
■イベントタイトル
「Kawaii Animeのこれまでとこれから」
■開催日時
日程:6月11日(火)14時〜15時15分(現地時間)
■会場
Impérial Palace – Salle de l’Europe
イベントの様子
アネシー国際アニメーション映画祭は世界最大級のアニメーション映画祭で、2024年6月9日から15日まで開催、併設展示会の「国際アニメーション映画マーケット(MIFA)2024」は6月11~14日に開催されました。
本イベントは、同社の歩みを振り返りながら、新作の「はりねずみのルーチカ」「Late Night Tipsy Stories」を含め、「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」のお披露目と今後の展開が発表されました。
講演は終始、暖かい雰囲気と熱狂に包まれ、ファンワークスの高山社長も自ら英語にてKawaii Animeについてお話しされていました。
会場となったインペリアルパレスには、同社代表取締役の高山晃氏などに加え、スペシャルゲストとしてオンラインから、Warner Bros. Discoveryのクリエイティブディレクター伊藤葉子氏が登壇。そして「アグレッシブ烈子」のエグゼクティブ・プロデューサーで、元Netflixの後藤太郎氏、株式会社講談社 ライツ・メディアビジネス局 アニメ・ゲーム事業部長 古川慎氏のビデオコメントも公開しました。
定員400名の会場はほぼ満席で、Kawaii Animeが好きなヨーロッパの方が多く参加していました。
講演の中で、TVアニメ「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」の英語字幕付きのPVをお披露目され、TVアニメ「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」は世界初のNFTから派生したTVアニメであること、NFTを通じて制作費を調達するという新しいビジネスモデルで制作していることや、声優さんや主題歌をNFTのコミュニティと連携してオーディションから選定しているなど、新しいスタイルで制作していることが説明されました。
まとめ
英語圏の方ではない方も多く参加されていましたが、「英語も聞き取れて、分かり易いプレゼンで大変よかった」という声や「素晴らしい発表だった」など参加者からの声が多かったです。ヨーロッパでは日本のようなキャラクターアニメは珍しく、ファンワークスが制作してきたKawaii Animeは新鮮で、その中でNFTから派生した「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」の動きは驚きを持って受け止められたようです。
今後の「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」の海外展開に期待です。
MIFA・Studio Focusサイト
https://x.gd/0Hh4a
Fannworksのプレスリリースサイト
https://fanworks.co.jp/news/mifa0605/
TVアニメ「忍ばない!クリプトニンジャ咲耶」公式サイト
https://cryptoninja-sakuya.xyz