エムスリー、健康保険組合向け支援事業のミナケアを子会社化

エムスリー株式会社(2413)は、株式会社ミナケア(東京都千代田区)を子会社化した。また、ミナケアの代表取締役である山本雄士氏は、健康経営、投資型医療の実現に向け、チーフ・ヘルスケア・オフィサーとしてエムスリーに参画する。

エムスリーは、医療従事者専門サイト「m3.com」を運営し、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービス等を提供している。

ミナケアは、健康保険組合向け保健事業戦略コンサルティングサービスを中心とした保健事業支援サービスを主に提供している。

目的

①~③のシナジー効果を狙う。

①Evidence Based Health Score(EBHS)※との連携
従業員の健康課題可視化を促進し、改善の具体的な施策に繋げる。

②相互の顧客に対するサービス提供
エムスリーグループでは、法定健診から産業医の選定、健康経営に関する福利厚生サービスまで、フルラインナップでのサービス提供に対応している。これらのサービスをミナケアの顧客である健康保険組合向けにも提供するとともに、ミナケアの保健事業の実行支援ツールである「元気ラボ」等のサービス健康関連データおよび論文レビュー等を元に健診結果などから寿命を予測し、健康指標を算出できるサービスをエムスリーグループの顧客組合にも提供することで、従業員の健康寿命延伸のための取り組みを推進する。

③新たなサービスの開発・提供の推進
予防医療に関する新たなサービスの開発・提供を推進する。

※Evidence Based Health Score(EBHS)
健康関連データおよび論文レビュー等を元に健診結果などから寿命を予測し、健康指標を算出できるサービス

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(提供:日本M&Aセンター

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