こんにちは!ライターのちひろです。
スーパーに行くと必ずあって身近な存在の「玉ねぎ」。
切る時に涙が出てしまうのは玉に瑕ですが、よく料理に使うという方も多いのではないでしょうか?
そんな玉ねぎですが、実は北海道が生産量 第1位なんです!
今回は北海道玉ねぎの秘密について迫っていきます!
日本一の玉ねぎ産地 北見市 ーNo.1の理由とはー
北海道は全国の収穫量の50%以上を占めているのですが、そのうち約40%を占めるのが北海道東部に位置する北見市です。
生産量日本一の要因となるのが、長期出荷を可能にしたこと。多様な品種構成により、8月から翌年の4月まで続けて出荷ができるように工夫されています。
また、北見市は全国の中でも降水量が少なく日照時間が長いため、玉ねぎは球のしまりが良く、かつ太陽の熱を加えることでとても甘くなるという特長があります。
このことも、北見市の玉ねぎを日本一に押し上げている理由だそうですよ。
同じ名前の玉ねぎでも品種が違う!?
先ほど、多様な品種構成によって長期出荷を可能にしているとお伝えしましたね。
実は、同じ名前の玉ねぎの中でも品種が分かれているものがあるのを知っていますか?
例えば、黄銅色の薄皮をむくと白色の中身が出てくる「黄玉ねぎ」。
皆さんが最も馴染み深い玉ねぎだと思いますが、黄玉ねぎは「極早生」「早生」「中晩生」と生育期間の違いで品種が分けられており、そのため8月中旬〜翌年4月中旬の幅広い期間で出荷ができているんです!
またこの生育期間の違いによって、貯蔵性や食味にも違いが生まれてきます。
「極早生」はみずみずしく、辛味が少ない。「中晩生」になると辛味が多くなり貯蔵性が高くなるといった特徴があるそうです。
日本一の玉ねぎを生んだ「北見市」ってどんな所?
さて、これまで玉ねぎについて触れてきましたが、玉ねぎ産地である「北見市」について少し紹介します。
北見市は人口12万人のオホーツク圏最大の中核都市であり、サロマ湖などの雄大な自然や玉ねぎ・海産物などのグルメを満喫できるような魅力あふれる場所です。
また、北見市の特産品店では、玉ねぎはもちろんのこと、玉ねぎを加工・粉末にしたオニオンスープが販売されています。これらを購入しにぜひ北見市に足を運んでみてくださいね!
おわりに
いかがでしたか?
料理に欠かせない「玉ねぎ」。しかし産地や品種について深くは考えたことがないという方もいるのではないでしょうか。
これからスーパーで食材を購入する時に、そのルーツについて考えてみたり、いつもとは違う品種にチャレンジしてみたりと皆さんにとってお買い物の時間がさらに楽しくなれば嬉しいです!
以上、ライターのちひろでした。
参考
JAきたみらいは、玉ねぎ生産量日本一!(JAきたみらい)
https://www.jakitamirai.or.jp/nousantop/onion/
コンベンション 北見市の概要(Kitami Style)
https://www.city.kitami.lg.jp/tourism/tourism/detail.php?content=4340