みなさんこんにちは、ライターのかすみです。
私は今度よさこいの衣装を作る関係で札幌に行くことになったのですが、日本有数のガラスの街「小樽」が気になっています。そこで、今回は小樽はどのようにしてガラスの街にまで発展したのか?について深堀していきたいと思います!
小樽のガラス工芸の歴史
小樽は明治時代に北海道開拓が本格化し、玄関口の商港として発展していきました。
最初は当時の街灯であった「石油ランプ」、ニシン漁で使用する「ガラス製浮き玉」を中心として生産しており、そこから今のガラス工芸に繋がっています。
小樽ガラスの特徴
一点一点吹きガラスで作られており「色ガラス」と呼ばれ真っ白な雪の中に、ほのかに色づくような淡い色が特徴的です!一つ一つ手作りなので、職人が生み出した世界に一つだけの作品を堪能できます!
また、容器に留まらずピアスやストラップといったおしゃれで斬新なデザインの商品が沢山あります。
北一硝子
沢山の工芸会社が誕生し、中でも頭角を表したのは当時「浅原硝子」だった「北一硝子」です。しかし、時代は変化していき電気と石油の普及によりガラス製造は衰退していきました。
再び風が吹いたのは、1970年代。需要がなくなってしまった石油ランプをあえて店頭に置くことで、バックパッカー達がインテリアとしてお土産にするようになったのです。
こうして、ガラス産業は復活し、今では自分たちで色を付ける体験が出来たり、レトロで映える喫茶店を観光したりと沢山の人々から愛されています。皆さんも是非一度「北一硝子」を訪れてみてください。
おわりに
最後までご愛読いただき、ありがとうございます。他にMade In Localでは北海道に関する豆知識を紹介しているので読んでみてください!たくさん読んで豆知識博士になっちゃいましょう。
参考
小樽ガラス,TOMI GLASS
https://www.tomi-glass.com/otaru/
ガラス復活の浪漫,おたるぽーたる
https://otaru.gr.jp/guidemap/glass-otaru
小樽と北一硝子の歩み,北一硝子
https://kitaichiglass.co.jp/ayumi/
小樽ガラスの特徴 歴史ある有名工芸品の魅力を探る,地域百貨
https://chiikihyaku.jp/goods/734.html