白金青い池 ー青色の秘密ー【北海道エリア】
白金青い池 ー青色の秘密ー【北海道エリア】

こんにちは!
カメラと共に全国を旅するライターの「ゆめ」です。

美瑛町にある、神秘的なコバルトブルーの水面が特徴の白金青い池。
みなさんは、この池がなぜこんなに青いのか疑問に思ったことはありませんか?

本日は、私と一緒に白金青い池の「青色」の秘密を解き明かしましょう!

白金青い池の誕生秘話

実は、この池は自然にできたものではありません。

十勝岳の防災工事の際、堰堤(河川の水をせき止めるための構造物)に溜まった水こそが白金青い池の正体なのです!

周辺にカラマツの立枯れ木が広がっていたこともあり、まるで別世界のような風景が誕生しました。

白金青い池「青さ」の秘密

では、なぜ溜まった水は青かったのでしょうか?

青い池の水は美瑛川の澄んだ水と「白ひげの滝」から流れ出るアルミニウムを含んだ水で構成されています。

この2つの水の成分が混ざり合い、太陽の光と反射することで綺麗な青色に見えるのです!

偶然から出会った水たちが生み出す神秘的な景色は、奇跡の産物と言えるでしょう。

また、近くにある温泉から硫黄や石灰が流れ、池の底が白く染まることでより青色が引き立つという説もあるのだとか。

白金青い池の「見頃」はいつ?

白金青い池のいちばん綺麗な景色を見るためには、いつ訪れるべきか気になりますよね。

一般的には、5月〜6月下旬の初夏の頃に最も澄んだコバルトブルーになると言われています!

また、池をカメラで撮影するタイミングは正午過ぎがおすすめ!
辺り一帯が太陽光でくっきりと照らされるため、鮮やかな写真を撮影できます。

季節によって様変わり

白金青い池は季節によって異なる姿を見せる点も魅力的です!

秋には周辺に生えているカラマツの木が紅葉し、赤や黄色の葉が池の青色と美しいコントラストを織りなします!
なんと、カラマツは日本の針葉樹で唯一紅葉する珍しい木だそうです! 紅葉の季節は期間が短いため、お見逃しなく。

さらに冬になると池は凍結し、辺り一帯は真っ白な姿に一変します!
例年11月〜4月ごろには夜のライトアップが開催され、ロマンチックな風景を楽しむことができますよ。

春には雪解け水が流れ込み、池の色はエメラルドグリーンになることが多いのだとか!

何度訪れても、新しい景色と出会うことができることが素敵ですよね!

終わりに

本日は白金青い池の「青色」の秘密をご紹介しました!
ぜひ大切な人と現地へ赴き、美しい情景に浸ってみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました☺。

参考

・青い池(美瑛町観光協会)
https://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond
・【青の絶景を巡る】青い池&白ひげの滝
https://mybiei.jp/article/bieiblue/
・美瑛「青い池」おすすめ時間帯は午後一番!夏も紅葉も絶景
https://www.travel.co.jp/guide/article/33973/
・美瑛「白金青い池」見どころ完全ガイド!撮影のベストな時間帯やポイントは
https://www.travel.co.jp/guide/article/33973/
・北海道の青い池はなぜ青い?冬のライトアップ情報やアクセス方法もご紹介
https://www.visit-hokkaido.jp/feature/bluepond