皆様は普段、道の駅を目的にドライブをすることはありますか? 全国には都心部から日帰りで行くことができる道の駅もあり、各地の魅力に触れられるスポットとして、ドライブの目的地の一つにしているという方も多いかもしれません。
現在、埼玉県には20の道の駅がありますが、埼玉県の道の駅には埼玉のユニークな個性に気軽に触れられるということだけでなく、東京都内や北関東からもアクセスがしやすいという魅力があります。また、県の面積が特別大きいというわけではないので、一日にたくさんの道の駅に立ち寄れるという特徴もあります。
今回は、是非訪れてほしい埼玉県の道の駅として、ユニークで楽しいが詰まったオススメの道の駅をピックアップしてご紹介いたします。
目次
- 龍勢と呼ばれる手作りロケットを見ることができる道の駅「龍勢会館」
- あの秩父グルメが味わえる!! ボリューミーなカツ丼が食べられる道の駅「みなの」
- 秩父エリアの観光拠点! 秩父蕎麦をはじめ秩父のグルメを満喫できる道の駅「ちちぶ」
- 伝統に触れられる道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」
- 冬の埼玉観光はここへ! 巨大な氷柱が目の前で見られる道の駅「果樹公園あしがくぼ」
- 埼玉県有数のイチゴの産地! イチゴだらけのハッピーな道の駅「いちごの里よしみ」
- 地元に愛され続ける美肌温泉! 道の駅「両神温泉薬師の湯」
- 一度見たらメロメロになっちゃうキャラに会える道の駅「はなぞの」
- 白鳥が飛来する町の道の駅「かわもと」
- 都内から超近い! 花と緑がびっしり並ぶ道の駅「川口・あんぎょう」
- 超巨大な凧が目印! 都心からも程よく近い春日部市にある道の駅「庄和」
- 収穫体験ができる道の駅「アグリパークゆめすぎと」
- 3つの県が入り乱れる!? 恋愛の聖地として生まれ変わった道の駅「かぞわたらせ」
- 都心から簡単に行けて、気楽にクルマ旅や道の駅巡りを楽しめる埼玉県
龍勢と呼ばれる手作りロケットを見ることができる道の駅「龍勢会館」
秩父市にあるこの道の駅「龍勢会館」、ユニークな特徴を持っている道の駅です。駅名から少し変わった印象を持たれた方もいるかもしれませんが、龍勢という名前は、この町の名物祭り「龍勢祭」から由来して名づけられています。
道の駅は、龍勢祭りを紹介している龍勢会館と直売所が中心となっています。また、この龍勢祭りというのもかなりユニークで、なんと30発ほどの手作りロケットが打ち上げられるという、とても迫力がある祭りなのです。直売所には、原木シイタケと秩父きゅうり等が並んでいて、規模感としても個人的には好印象です。
この道の駅のユニークさは他にもあります。会館の前にいるキャラクター。なぜこのキャラが置かれているのかは不明です。しかも、名前はあのキャラクターの名前とは全く違うので、似て非なるものです。
全国色んな道の駅を巡っていると稀に謎のキャラクターが飾られているところがありますが、この緩さや不思議さに出会えるところも道の駅の良いところだと思います。
道の駅「龍勢会館」(秩父市)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_369/
・公式HP:http://www.ryuseinomachi.co.jp/ryusei/index.htm
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
あの秩父グルメが味わえる!! ボリューミーなカツ丼が食べられる道の駅「みなの」
道の駅「みなの」は、花の街として知られ桜や川遊びなども楽しめるという、一年を通してアクティブに過ごせる皆野町にある道の駅です。道の駅では、地元の新鮮野菜や漬け物にまんじゅうと、秩父ならではの物をたくさん味わうことができます。
一見すると直売所とレストランだけのシンプルな道の駅なので、地味な印象で終わってしまいそうではあります。しかし、扱っている商品には、賞を獲得した蜂蜜や老舗店の漬け物なんかがあり、食事処では秩父名物の「わらじカツ丼」を食べることができます。
わらじカツ丼とは、二枚のわらじのように巨大なカツが乗っかった丼です。見た目はとにかく大迫力で、インパクト抜群です。一口食べると本当に美味しくて、あっという間に完食できます。
道の駅のグルメの中でも、本気でオススメできるわらじカツ丼です。ぜひ食べてください。
秩父エリアの観光拠点! 秩父蕎麦をはじめ秩父のグルメを満喫できる道の駅「ちちぶ」
国道140号線沿いにあり、秩父市の中心に位置しているのが道の駅「ちちぶ」です。秩父観光の拠点として利用される方も多く、秩父鉄道「秩父駅」から徒歩圏内に位置しています。秩父の観光拠点として機能しているので、この道の駅へ立ち寄れば、秩父エリアの魅力や観光名所等、あらゆる情報をゲットできるとても旅の役に立つ道の駅です。
また、荒川支流の浦山川と武甲山の地下水を水源としている「ちちぶの水」は、その場で飲めるだけでなくお持ち帰りもできるのでオススメです。
秩父市は、蕎麦の栽培が盛んです。秩父市の気候と名水が合わさって作られる名物の蕎麦、道の駅で味わえます。お蕎麦だけでなくわらじカツ丼、味噌ポテト、豚味噌丼、秩父コロッケと言ったご当地B級グルメを手軽に味わえるのも魅力の一つです。
さらに地元で有名なラーメンや軽井沢で有名な手作りソーセージを食べられるキッチンカーも常時出店していますので、秩父観光の情報収集とあわせて、ぜひ訪れてください。
道の駅「みなの」(皆野町)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_382/
道の駅「ちちぶ」(秩父市)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_375/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
伝統に触れられる道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」
埼玉県に唯一ある村である東秩父村。「和紙の里ひがしちちぶ」はそんな東秩父村にある道の駅で、東秩父村はユネスコ無形文化遺産に登録されている「細川紙」の産地です。
細川紙は、書道の半紙や提灯、和傘と多岐にわたって使われているものですが、和紙の里ひがしちちぶでは、1300年以上の歴史があるという細川紙を伝承するべく、細川紙の紙漉きを体験することができるのです。
紙漉き体験ができるというだけでもユニークな道の駅ですが、和紙の里ひがしちちぶで体験できるのはそれだけではありません。そば・うどん打ち体験やワークショップも開催されています。
また、直売所、物産館、お食事処の他に広い中庭、郷土資料館のような伝承館もあるという巨大な道の駅です。伝承館は入場無料とは思えない広さとクオリティで、つい長居をしてしまいます。
グルメでの私のオススメは、地元のお母さんが作ったおやきです。とても絶品。秩父地方の名産である「しゃくし菜」が入っていて、とても美味しくオススメなので、ぜひ一度食べてみてください。
道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」(東秩父村)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_383/
・公式HP:http://www.michinoeki-washinosato.jp/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
冬の埼玉観光はここへ! 巨大な氷柱が目の前で見られる道の駅「果樹公園あしがくぼ」
道の駅「果樹公園あしがくぼ」は、西武鉄道西武秩父線「芦ヶ久保駅」の目の前にある道の駅です。駅名の通り、道の駅周辺には果樹公園が多数あり、イチゴの栽培が盛んであることが有名です。イチゴだけでなく、ブドウ、プラム等も人気です。
秩父の新鮮野菜がたくさん並び、横瀬産の紅茶を使ったソフトクリームをオープンテラスで味わうことができるので、ドライブの休憩がてらのんびり過ごしたい道の駅です。
ただ、道の駅果樹公園あしがくぼの一番のオススメは冬です。秩父三大氷柱のひとつである「あしがくぼの氷柱」を、道の駅からすぐ近くで見ることができます。あしがくぼの氷柱には、埼玉県とは思えないさながら北国のような巨大で圧巻の氷柱がたくさん揃っています。スプリンクラーを使って凍らせて作った人工の氷柱ということにも凄さを感じます。
昼には西武秩父線が氷柱の後ろを通り、金曜と土曜の夜にはライトアップも行われ、幻想的な景色を作り上げてくれています。圧巻の氷柱は一見の価値がありますので、この冬は氷柱を見る予定を組み込んでみてはいかがでしょうか?
道の駅「果樹公園あしがくぼ」(横瀬町)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/ashigakubo/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
埼玉県有数のイチゴの産地! イチゴだらけのハッピーな道の駅「いちごの里よしみ」
埼玉県内有数というイチゴの産地である吉見町にある道の駅が「いちごの里よしみ」です。道の駅には、これでもかというほどのイチゴや、イチゴを使った商品がたくさん並んでいます。
人気のイチゴ生どら焼きは、吉見産のイチゴジャムが餡に入ったどら焼きです。他にも、イチゴのソフトクリーム、イチゴのかまぼこ、イチゴのドレッシングなど、王道から変わり種までイチゴの関連商品が多数用意されています。
お食事処では、なんとイチゴのカレーうどんも用意されており、イチゴ好きにはたまらない道の駅です。
冬、春のイチゴのシーズンになるとパック入りのイチゴを安価に購入することができるので、イチゴ関連の商品や、お土産用のイチゴを求めて行くのにオススメの道の駅です。ちなみに筆者はイチゴが苦手なのですが、イチゴ以外にも味噌おでんやあぶら味噌丼等、扱っているグルメは豊富にあるので、もしイチゴが苦手という方がいても楽しめます。
道の駅の周辺に、桜の名所や「吉見百穴」と言った見どころ満載の観光名所があるのも、いちごの里よしみの魅力です。
道の駅「いちごの里よしみ」(吉見町)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_378/
・公式HP:http://www.ichigonosato.com/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
地元に愛され続ける美肌温泉! 道の駅「両神温泉薬師の湯」
埼玉県西端の小鹿野町に存在している道の駅が「両神温泉薬師の湯」です。駅名の通り、温浴施設がある道の駅のため、温泉に浸かって旅の疲れを癒すことができます。
アルカリ性単純温泉の良質な湯とともに、紅葉の時期には内湯のガラス窓から眺められるロケーションも人気です。露天風呂などはなく内湯のみのシンプルな浴場となっていますが、そういったシンプルさも含めて、地元の方から長く愛されている温泉なのだろうなという印象を感じました。
温泉の他に、直売所で販売している手作りこんにゃくがオススメで、また名水百選に選ばれた「毘沙門水」はお土産に好評だそうです。お食事処では、地元の食材を使ったメニューに、名水の良さを生かした自家製手打ちそばが人気です。
また、毘沙門水を使ったかき氷「毘沙門氷」も食べられるので、お腹も身体も癒しに訪れてみてはいかがでしょうか?
道の駅「両神温泉薬師の湯」(小鹿野町)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_372/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
一度見たらメロメロになっちゃうキャラに会える道の駅「はなぞの」
道の駅「はなぞの」は、埼玉県で名前は聞いたことがある方も多い深谷市に位置する道の駅です。深谷市といえば、有名なブランドねぎ「深谷ねぎ」の産地として知られています。利根川と荒川に挟まれた肥妖な土地が育てる深谷ねぎは、とても柔らかく甘いのが特徴です。
ただ道の駅はなぞのは、深谷ねぎだけでなく充実したワインコーナーや、人気のベーカリーやカフェが入っているオシャレな道の駅です。
個人的に、はなぞのの最大の特徴と感じているのが、深谷市の大人気キャラクター「ふっかちゃん」と触れ合える「ふっかちゃんミュージアム」があることです。スペースは広く、キッズコーナーの他に、ふっかちゃんの動画が常時流れていて、グッズスペースにはかわいいふっかちゃんの様々なグッズ並んでいます。そして、なんと本物のふっかちゃんが会いにくるイベントもあります。
一度見たらメロメロになってしまう愛らしいふっかちゃんに会える時間を狙って訪れてみるのはいかがでしょうか? ふっかちゃんは、毎週土日の13時頃登場、それ以外は不定期にやって来るので、最新情報は公式HP等で確認してみてください。
道の駅「はなぞの」(深谷市)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/hanazono/
・公式HP:https://www.michinoeki-hanazono.jp/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
白鳥が飛来する町の道の駅「かわもと」
道の駅「かわもと」は、はなぞのと同じ深谷市に位置する道の駅です。同じ深谷市なので、深谷ネギが有名なのは変わりません。また道の駅にある看板でもふっかちゃんが確認できます。
道の駅としては、農産物直売所が主体となっており、少し地味かもしれません。しかし、野菜は安価で種類も豊富。地元の方からも愛されています。深谷ネギも気軽に購入することができるので、こちらでの購入もオススメです。
もう一つ道の駅かわもとの魅力に上げられるのが、レストランが複数フードコートのように並んでいることです。その中での私のオススメは「もつ煮製作所」です。
店主こだわりの食材を使ったもつ煮を定食で味わえます。
ただ、上に乗っているネギはもちろん深谷ネギ、という嬉しいもつ煮定食だったのですが、現在は原材料高騰の影響でもつ煮の提供ができないことから、もつ煮製作所は一旦閉店となっているそうです。もつ煮製作所、もつ煮定食の提供が再開された時は是非食べにいってみてください。
今もラーメンやカレー、丼ものと、店主が作るこだわりのメニューは楽しめます。
また、道の駅かわもとのもう一つの特徴に、白鳥が冬になると飛来することがあります。道の駅スタンプにもこのことが記されていて、道の駅に寄っただけでは気づけないところも、スタンプで気づけることは、とても楽しいです。
都内から超近い! 花と緑がびっしり並ぶ道の駅「川口・あんぎょう」
埼玉県南部の川口市にある道の駅「川口・あんぎょう」。かつては、東京から一番近い道の駅としても知られていた道の駅です。
川口市に道の駅があることに驚かれる方も多いかもしれないのですが、道の駅としても一風変わっていて、訪れてみるとビックリするかもしれません。川口・あんぎょうには、超巨大な植物がズラリと並んでいるんです。しかも、そのすべてが売り物なんです。
川口市は実は植物の街であり、植木に関しては400年以上の歴史を持ち、鋳物産業と共に同市の二大産業と言われているそうです。道の駅が川口緑化センターとなっているので、ぱっと見では分からない不思議な道の駅と言えると思います。
道の駅自体はそこまで広くはないのですが、レストランの他に立ち食いソバが食べられる食事処、物産館も用意されています。物産館では、道の駅オリジナルのアイスが購入できて、味は寒桜、柚子、山椒と変わったフレーバーを楽しめます。
道の駅「川口・あんぎょう」(川口市)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_366/
・公式HP:https://www.jurian.or.jp/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
超巨大な凧が目印! 都心からも程よく近い春日部市にある道の駅「庄和」
道の駅「庄和」は、都心からも程よく近い春日部市にある道の駅です。道の駅がある旧庄和町では、毎年5月に「大凧あげ祭り」が開催されていて、縦15m、横11m、重さ800㎏という大凧が空を舞いあがります。
道の駅には小凧が入り口上部に飾ってあるので、お祭りが見られない方でも、凧の迫力を感じられる道の駅となっています。また、食事をとれる建物が隣にあるというのも、道の駅庄和の少し珍しい特徴です。
庄和で凧とともに注目してほしいのは、旧庄和町の名産品である黒豆です。「庄和黒」という丹波種の黒豆が名産となっているそうで、黒豆を使った加工品等が数多く取り扱われています。黒豆まんじゅう、黒豆茶、黒豆うどん、黒豆サブレ、黒豆せんべい等たくさんの種類がありますが、私のオススメは黒豆焼酎です。
他ではあまり見ない珍しい焼酎なのですが、クセは少なく、フルーティーでとても味わい深いです。焼酎が得意ではない方もスルっと飲める味わい深い焼酎を求めて訪れてみてはいかがでしょうか?
道の駅「庄和」(春日部市)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_380/
・公式HP:https://www.michinoeki-showa.or.jp/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
収穫体験ができる道の駅「アグリパークゆめすぎと」
道の駅「アグリパークゆめすぎと」は、埼玉県杉戸町に位置しています。東京ドーム約2個分という敷地面積を持つことが、この道の駅の最大の特長かもしれません。
広大な敷地の中には、直売場やお食事処はもちろん、駅舎の裏手にはバーベキュー広場、子供たちが遊べる遊具、芝生公園と敷地の広さを存分に楽しめる空間が広がっています。
敷地の3分の1程度を占めるのは、収穫体験ができる農園です。季節の野菜を収穫体験でき、採った野菜は収穫した分購入できます。自ら収穫できてさらに値段も安く購入可能。苦労して収穫した野菜は、また違った美味しさを味わえます。
野菜は直売所でも購入できますので、時間がない方は体験した気持ちで購入するのもいいかもしれません。
道の駅「アグリパークゆめすぎと」(杉戸町)
・施設情報ページ:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/detail/saitama/post_376/
・公式HP:http://www.pikaru.co.jp/
・埼玉県の道の駅一覧:https://www.mobilitystory.com/michinoeki/saitama/
3つの県が入り乱れる!? 恋愛の聖地として生まれ変わった道の駅「かぞわたらせ」
道の駅「かぞわたらせ」は、埼玉県の北端、加須市にある道の駅です。道の駅から少し歩けば群馬県と栃木県という、3つの県の境目に位置している珍しい道の駅です。
特に道の駅の目の前の道路は、かなりいびつな形で3つの県が入り乱れているので、カーナビの違う件に入ったというアナウンスを秒単位で聞くことになります。
道の駅かぞわたらせの特徴は他にもあって、令和元年に恋人の聖地として選定され、恋愛の聖地として知られる道の駅なんです。恋愛の聖地となった理由の一つに、道の駅の目の前にある「渡良瀬遊水地」が大きなハート形の池ということがあります。
また加須市は鯉のぼり(恋のぼり)が有名な場所で、道の駅にはハートのオブジェも設置されているため、一気にコンセプトが恋愛となりました。
実際に恋愛が実ったというお話はまだ聞いたことがないのですが、道の駅では埼玉県だけでなく栃木県、群馬県のお土産も購入出来たり、美味しいパン屋さんがあったり、自転車に加えてカヌーのレンタルもできます。
ぜひ、気になる人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?
都心から簡単に行けて、気楽にクルマ旅や道の駅巡りを楽しめる埼玉県
私のオススメする埼玉県の道の駅をご紹介させていただきました。埼玉県は決して広い県ではないので、一つ一つの道の駅を巡りやすいという魅力があります。
まだ埼玉県の道の駅に訪れたことがないという方も、埼玉県や道の駅のある地域の観光情報を手軽に入手できますので、是非ドライブやお出かけの目的地に気軽に訪れていただければと思います。秩父エリアはご当地グルメや自然を楽しめて、比較的近い距離にあって回りやすいです。
埼玉県の道の駅は、特に関東圏からは立ち寄りやすい立地と、ユニークな埼玉県の魅力に触れられるので、家族で訪れても楽しむことができます。埼玉観光の際は、ご紹介した埼玉県のオススメ道の駅にも是非立ち寄ってみてください。