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鈴木 まゆ子(すずき・まゆこ)
税理士・税務ライター。税理士・税務ライター|中央大学法学部法律学科卒業後、㈱ドン・キホーテ、会計事務所勤務を経て2012年税理士登録。「ZUU online」「マネーの達人」「朝日新聞『相続会議』」などWEBで税務・会計・お金に関する記事を多数執筆。著書「海外資産の税金のキホン(税務経理協会、共著)」。
「憧れのマイホームを買ったのに毎年の固定資産税が重い」というつぶやきを耳にすることがある。さらに、「所得税や相続税と違って固定資産税は節税できない」と思っている人も少なくないようだ。だが固定資産税は、最初の住宅選びで工夫すれば低めに抑えることができる。今回は、固定資産税の基本事項を見た後、節税するために欠かせないポイント解説する。
目次
固定資産税を節税するなら住宅選びが肝心
住宅を購入すると固定資産税の納税義務が生じる。この固定資産税は毎年発生するコストだ。さらに、固定資産税は一度決まるとなかなか下げられない。そのため、人によっては「前に払っていた賃貸料よりも固定資産税の方が重い」「こんなことなら賃貸の方がまだよかった」と嘆くことになる。
ただし、住宅の購入段階で気をつければ固定資産税を安くすることができる。住宅の内容で固定資産税が変わるからだ。言い換えると、固定資産税を節約するためには最初の住宅選びがカギになる。