日本コンセプト株式会社(9386)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。
株式会社M(東京都千代田区)が、公開買付け(TOB)により日本コンセプトの普通株式を取得する。
一連の手続きが完了すれば、日本コンセプト株式は上場廃止となる見通し。
Mは、日本コンセプト株式の全てを取得及び所有することを主たる目的として2025年1月14日に設立。国内独立系投資会社のJ-STAR株式会社の役職員が出資する合同会社であるJSHD合同会社がMの発行済株式の全てを所有している。
日本コンセプトは、ISOタンクコンテナを用いた国際物流業を行っている。
目的
日本コンセプトの代表取締役社長である松元孝義氏は、日本コンセプトを非公開化し、以下の戦略を実行していくことが、グループの中長期的な成長及び企業価値向上の実現に向けて、最も望ましい選択肢であるとの考えに至った。
・専門性・国際性に長けた優れた人材の獲得・育成 ・中長期的な視点の下での一貫した戦略的な事業構造変革と投資
買付予定の株券等の数
株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
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普通株式 | 9,845,975(株) | 5,223,400(株) | ―(株) |