AppBank株式会社(6177)は、株式会社PWAN(福岡県福岡市)及びmusica lab株式会社(大阪府大阪市)の全株式を株式交換のスキームにより取得し、子会社化することを目的として、両社との間でそれぞれ基本合意書を締結することについて決定した。
AppBankを株式交換完全親会社とする株式交換方式で、PWAN及びmusica labは、AppBankの株式交換完全子会社となる。
AppBankは、オンラインメディア事業、IP&コマース事業の運営等を行なっている。
PWANは、システム及びソフトウェアの企画開発、コールセンター運営等を行なっている。
musica labは、スポーツチーム向けマーケティング業務、各種グッズの企画・製造及び販売、アプリケーションの開発等を行なっている。
背景・目的
■PWAN社について AppBankは、昨年来より地方放送局とのメディア共創事業に注力している。
今後、同事業の一層の成長加速と、関連サービスとして放送局や広告代理店向けのソリューション等の開発を進めるにあたり、PWANが有するシステム開発能力やカスタマーサポート機能が、AppBankの事業戦略において高い親和性を有していると判断した。
■musica lab社について AppBankは、有力IPとのコラボレーションを軸とした、和カフェ店舗の運営や、イベントの企画開催と商品開発を行うIP&コマース事業を展開してきた。
2025年12月期には、赤字削減を目的に実店舗事業の事業譲渡ならびに撤退を進める一方で、IPコラボレーションイベントや協業型のIP商品開発事業には引き続き注力する方針。
musica labは、JリーグやBリーグ等全国各地のプロスポーツクラブや各種スポーツ競技団体のオフィシャルグッズ開発、アニメ・キャラクターライセンス事業、ECや物販の受託事業、オリジナルアプリ開発など手掛けてきており、その企画、開発能力をIP&コマース事業に活用することで、同事業の収益モデルの複線化と強化を進めることが可能と判断した。