明和産業株式会社(8103)は、株式会社タカロク(東京都港区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。

明和産業は、化学品を中心とした専門商社であり、資源・環境ビジネスや難燃剤、機能建材、石油製品、高機能素材、機能化学品、合成樹脂、自動車、電池材料など多岐にわたる事業を展開している。

タカロクは、熱可塑性樹脂原料販売、コンパウンド製造、リサイクルの3事業を軸に展開している。

背景・目的

明和産業は、合成樹脂事業において、環境負荷低減や循環型社会の構築を目指し、環境配慮型樹脂であるバイオマスプラスチック販売や、プラスチックのリサイクル事業に注力している。

本件M&Aにより、両社の強みを補完しあい、原料調達から販売までのサプライチェーン強化と、サーキュラーエコノミーに係る事業の推進や環境配慮型ソリューションの提供を実現し、企業価値向上を図る。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%)
取得株式数 49,000株(議決権の数:49,000個)
取得価額 1,490百万円
異動後の所有株式数 49,000株(議決権の数:49,000個)(議決権所有割合:100%)

日程

株式譲渡実行日(予定):2025年7月9日

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