TOYOイノベックス株式会社(6210)は、持分法適用関連会社であるGM-Injection AG(スイス・ツーク州、以下:GMI社)の株式を追加取得し、子会社化するための基本合意書の締結を決定した。
TOYOイノベックスは、精密機械メーカーで、射出成形機とダイカストマシンの2つの成形機の製造を行っている。 GMI社は、子会社の株式保有および事業活動の管理を行っている。
背景・目的
TOYOイノベックスは、2019年7月に欧州事業の継続・発展を図るため、GMI社の株式30.2%を取得し持分法適用関連会社としたが、単独で重要な経営判断ができない状況であった。
本件M&Aを通じて、議決権総数50%超から3分の2超を取得し、安定的な支配権を確立する。
欧州市場での競争優位性の向上や経営体制の強化、事業戦略の再編を推進し、販路拡大と企業価値向上を図る。
株式の状況
異動前の所有株式数 | 154株(議決権所有割合:30.2%) |
取得株式数 | 178株〜204株(議決権所有割合:34.9%〜40.0%) |
異動後の所有株式数 | 332株〜358株(議決権所有割合:65.1%〜70.2%) |
日程
基本合意書締結日:2025年6月24日 株式譲渡契約書締結日:2025年9月~10月(予定) 株式譲渡実行日:2025年10月~12月(予定)