
SCSK株式会社(9719)と日本特殊陶業株式会社(5334)は、日本特殊陶業の業務システム・インフラ基盤の運用・保守を中核とした、システム運用・保守・開発事業を行う合弁会社を設立することに合意したと発表した。出資比率は、SCSK51.0%、日本特殊陶業49.0%とする。
合弁会社の営業開始は、2025年度中を目指しており、会社概要については決定次第発表する。
SCSKは、ITサービス業界おいて、基幹システムやその周辺システムを中心にシステム構築をはじめとするサービスを提供している。
日本特殊陶業は、世界トップシェアのスパークプラグやセラミックス製品等を製造、販売する総合セラミックスメーカー。
背景・目的
両社の協業関係構築の一環として、日本特殊陶業の中長期的なIT運営変革の実現、及び製造業のIT変革への貢献を目指す。
SCSKは、今回の取組みで、日本特殊陶業の情報戦略から業務システムや情報インフラのIT運営力の更なる向上やIT人材育成の強化、先進技術の適用を通じて、日本特殊陶業のIT変革パートナーとしてITを活用した事業競争力強化へ貢献すると共に、製造業グローバルサプライチェーンの共創ITパートナーとしての対応力の確立を目指す。
日本特殊陶業は、IT運営力を向上させ、変化・成長し続けるIT対応力を確保し、グループIT運営機能の強化を図る。
合弁会社の事業概要
日本特殊陶業の業務システム・インフラ基盤の運用・保守を中核とした、システム運用・保守・開発事業
(提供:日本M&Aセンター)