プロトコーポレーション、MBO実施で非公開化へ

株式会社プロトコーポレーション(4298)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。

創業家が代表を務める株式会社フォーサイト(愛知県名古屋市)が、公開買付け(TOB)によりプロトコーポレーション株を取得する。

一連の手続きが完了すれば、プロトコーポレーション株式は上場廃止となる見通し。

プロトコーポレーションは、クルマに関する総合情報ポータルサイト「グーネット」や、中古車業界専門紙の発行など、自動車関連情報サービスを提供している。

目的

プロトコーポレーションの企業価値向上のためには、長期的な視点で、経営基盤強化に向けた体制構築や、迅速かつ柔軟な経営判断や機動的な経営資源配分が必要と考えた。

そのためには、株式を可能な限り早期に非公開化することが、各施策の実行に伴う一時的な業績の悪化等による株主のリスク負担を回避しつつ、各施策を機動的に実践する有効な手段であるとの結論に至った。

買付予定の株券等の数

株券等の種類 買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
普通株式 25,034,226(株) 11,567,000(株) ―(株)

買付け等の期間

2025年2月5日(水曜日)から2025年3月21日(金曜日)まで(30営業日)

買付け等の価格

普通株式1株につき、2,100円

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(提供:日本M&Aセンター

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