好きなヒトやモノを様々な形で応援する「推し活」。昨今、推し活の展覧会が開催されるなど、推し活は引き続き注目されている市場となっている。推しのジャンルが多岐にわたる中、推し活に関するサービスは今後も増え続けることが予想される。日常に彩りを与えてくれる推し活だが、推しを応援する一方で悩みやストレスを感じる人もいるようだ。
そこで、パナソニックは、10~50代の男女800名を対象に、推し活に関する実態調査を実施した。その結果、推し活の活動内容の1位は「出演番組の視聴」だった。7割の人が「出演情報のリサーチ」に時間を使っていることが判明。しかし、6割の人が推しの出演番組を見逃しストレスを経験している。これらの点から、推し活をする上でのストレスが浮き彫りになっていることが明らかとなった。
推し活の活動内容では、1位は「出演番組の視聴」だった。推しが出演する番組を見るために時間を使っていることの1位は「出演情報のリサーチ」がダントツとなった。次いで「出演番組の予約作業」や「レコーダーの容量確保のためのデータ削除作業」だった。
推しの出演番組を見逃して悔しい経験やストレスを感じている人は約6割存在した。また、6割がドラマやアニメが数話終わってから推しの出演に気づき「1話から見たかった」と後悔した経験があることがわかった。
推しが出演する番組で見逃しがちなのは「情報番組での番宣出演」と半数近くの人が回答。推しの出演番組を見逃さないためにしていること1位は「SNSやHPで告知情報を毎日チェック」、次いで「レコーダーで自動録画」、「推し活仲間で連携」という結果になった。
推しの映像を視聴するプラットホームで多いのは「YouTube」と「テレビ(地上波・BS・CS)」で共に7割超えとなった。レコーダー所持ユーザーは、2人に1人が「推しの出演部分のみを切り抜く編集作業」を行っていることが判明。しかし、約8割の人が編集作業にストレスを感じている実態も明らかとなった。
推し活をより充実させるために購入したデジタルアイテムの1位は「テレビ」、次いで「イヤホン・ヘッドホン」、「レコーダー」という結果になった。4割以上が現在の推し以外に新たに推しを作りたいと思っていることが判明した。7割がテレビや録画したテレビ番組を外出先で見ることができたら推し活がより充実すると回答した。
[調査概要]
エリア:全国
調査対象:10代~50代 男女 計800人
調査期間:10月30日~11月4日
調査方法:インターネット調査
調査会社:楽天インサイト
パナソニック=https://panasonic.jp