ミズノは、投球時の球速が約0.34km/h上がる(引手側の握力が40kg以上の被験者に限る。対象は青年の野球投手。球速125.28km/hから開発品によって125.62km/hに向上した場合の想定による。同社従来品比較。環境や状況によって効果や感じ方には個人差がある)投手用グラブ「SPEEDREVO GLOVE(スピードレボグラブ)」をミズノ野球品取扱店(一部の商品は特約店限定での販売となる)で12月12日から順次オーダー受注を開始し、店頭展開品は2月中旬頃に発売する。なお、オーダー対応で5モデル(濱口遥大、伊藤大海、早川隆久、高橋奎二、高橋宏斗の各モデル)を展開する。また、軟式モデルも発売する。
この「SPEEDREVO GLOVE」を装着した条件で球速向上傾向のある投手の動作解析をしたところ、グラブが上半身に近づくことで上半身の回転速度が上がり、それによって投球する腕の加速も大きくなる傾向がみられた。グラブ背面に適度な硬さをもたせ、内側の中指と薬指の当たる部分に革の段差を設けることで、握り応えを高める構造となっている。
ミズノでは「SPEEDREVO」シリーズとして球速が上がる投手用スパイクを2022年に市場に投入し、好評を得たが、今回のグラブの発売に合わせて、投手用スパイク「SPEEDREVO PRO MID(スピードレボプロミッド)」も1月に発売する。
近年の野球界では、筋力トレーニングやデータ分析を活用したアプローチによって選手の能力が向上しており、その培った力を最大限に発揮できるギアが求められている。ミズノでは「SPEEDREVO」シリーズを通じて、今後も多くのプレーヤーのニーズである球速アップをサポートしていく考え。
「SPEEDREVO GLOVE」はグラブ背面の硬さを出すために、はみ出しといわれる線を細かく設けた専用バックスタイルを採用している。また、手のひらにあたる平裏パーツを重ねて縫い込む「二重平裏構造」を採用し、部分的に硬さを出すことで、力を込めて握りやすい設計となっている。
「SPEEDREVO PRO MID」は、つま先から踵までをフラットなソールにすることで、投球時の片足立ちとなる際の安定感と踏み出した足がしっかりと地面をグリップし、ブレない投球フォームをサポートする。さらに投球動作に特化した金具の配置と向きにより最大限の力を発揮しやすい設計となっている。このスパイクを使用することで球速が約0.73㎞/h上がる(アンダースローを除く。対象は青年の野球投手となる。同社従来品比較。環境や状況によって効果や感じ方には個人差がある)というデータが得られている。
[小売価格]
SPEEDREVO GLOVE ミズノプロ オーダー(硬式)
プレキシーキップレザー:7万4800円
プレキシ―エリート:7万1500円
SPEEDREVO GLOVEミズノプロ CRAFTED EDITION(硬式):7万2600円
SPEEDREVO GLOVEグローバルエリートPROFESSIONAL SELECTION(硬式):6万2700円
SPEEDREVO PRO MID(スピードレボプロミッド):オープン価格
(すべて税込)
[発売日]
SPEEDREVO GLOVE ミズノプロ オーダー(硬式):12月12日(木)
SPEEDREVO GLOVEミズノプロ CRAFTED EDITION(硬式):2025年2月
SPEEDREVO GLOVEグローバルエリートPROFESSIONAL SELECTION(硬式):2025年3月
SPEEDREVO PRO MID(スピードレボプロミッド):2025年1月