ENEOSホールディングス、カセロネス銅鉱山の運営を行うチリの子会社をLundin社に譲渡へ
(画像=Joaquin Corbalan/stock.adobe.com)

ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、子会社のJX金属株式会社(東京都港区)を通じて保有する完全子会社SCM Minera Lumina Copper Chile(チリ サンティアゴ、以下MLCC社)の株式51%を、Lundin Mining Corporation(カナダ トロント、以下Lundin社)へ譲渡する。

さらに今後、MLCC社の株式19%をLundin社または第三者へ譲渡することとしており、最終的な譲渡割合は70%となる。

JX金属は、資源の開発・製錬、先端素材の製造・開発、使用済み電子機器からのリサイクルなど、銅・レアメタルを中心とした非鉄金属に関する事業展開を行っている。

MLCC社は、チリ国カセロネス銅鉱山の運営を行っているほか、鉱床および採掘権の探査・開発や、鉱石および製品の販売・輸出・商業化等を行っている。

Lundin社は、アルゼンチン、チリ、ブラジル、ポルトガル、スウェーデン、アメリカにおける鉱物の探査・開発・採掘を行っている。

本件により、豊富な知見、鉱山運営能力を持つLundin社がカセロネス銅鉱山の経営に参画することで、カセロネス銅鉱山のさらなる生産性向上やコスト競争力強化が期待される。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2023年6月

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(提供:日本M&Aセンター

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