小僧寿し、JFLAホールディングスから米国の持ち帰り寿司事業の子会社を買収

株式会社小僧寿し(9973)及び同社の連結子会社であるアスラポート株式会社(東京都中央区)は、2024年4月24日開催の小僧寿し及びアスラポートの取締役会において、株式会社JFLAホールディングス(3069、以下「JFLAHD」)の子会社であるASRAPPORT DINING USA, INC.(米国カリフォルニア州、以下「ADU」)の株式を取得し、ADU及びADUの子会社であるSUSHI BOY INC.(米国カリフォルニア州、以下「SUSHI BOY」)を子会社とすることを決議した。

小僧寿しは、持ち帰り寿し店「小僧寿し」、鳥料理の居酒屋「とり鉄」「とりでん」「ぢどり亭」、ラーメン業態の「どさん子」、とんがつ業態の「キムカツ」、メキシカン・ファストフードの「TacoBell」など、18の事業ブランド、全国に547店舗、12カ所の配送拠点を展開し、「小売事業」「飲食事業」「流通事業」の3つの事業セグメントによる事業ポートフォリオを行う。

アスラポートは、イートイン形式の飲食業態を中心として国内外に店舗を展開し、欧州・欧米における更なる新規出店展開を進め、海外事業規模の拡大を展開している。

SUSHI BOYは、アメリカで飲食店や持ち帰り寿し店を運営する。

株式取得の理由

アスラポートは海外事業展開を想定する中で、ADUは、アメリカにおいて、飲食店や持ち帰り寿し店など、11店舗の出店を行うSUSHI BOYを子会社に持ち、アスラポートの進める海外事業規模の拡大や、展開ブランドの拡充など、新たな付加価値をもたらすことが可能であると考えた。

小僧寿しグループの連結業績への貢献が見通されることから、ADUの親会社であるJFLAHDに対して株式取得の提案を行ったところ、同意に至ったため、JFLAHDが保有するADUの株式9,000,000株を取得し、子会社化することを決定した。

取得株式数及び取得前後の所有株式の状況

(1) 異動前の所有株式数:0株(議決権所有割合:0%)(所有割合:0%)
(2) 取得株式数:ADU 9,000,000株
(3) 取得価額:1円
  第三者機関の株価算定の結果、ADUの株式価値がゼロ円であることから、
  両社の協議により本件取得価額を1円としている。
(4) 異動後の所有株式数:9,000,000株(議決権所有割合:99.34%)(所有割合:99.34%)

日程

株式譲渡契約の締結:2024年4月24日
株式取得(予定):2024年5月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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