(本記事は、アイヴァン・マイズナー、マイク・マセドニオ、大野真徳(著者)の『リファーラルマーケティング』=アチーブメント出版、2015年6月30日刊=の中から一部を抜粋・編集しています)
有意義な人脈を構築する
リファーラルマーケティングの第1の目的は、売上をアップさせることです。そのためには、あなたのビジネスを利用してくれる、もしくは、そのような第三者を紹介してくれる事業者との有意義な人脈を構築する必要があります。リファーラルマーケティングとは「チームスポーツ」なのです。
起立してプレゼンをする
相手が1人なのか集団なのかにかかわらず、自己紹介のメッセージを伝える方法は色々あります。最も基本的な自己紹介の方法は、口頭でのプレゼンテーションです。上手な自己紹介ができていますか?
相手が評価するのは内容だけではありません。あなた自身も評価の対象です。身だしなみ、振る舞い、話を聞く態度、会話の終わり方、これらはすべてが、相手に伝わるメッセージに影響を与えます。次のことをおぼえておいてください。大切なのは、1人の個人に、それも友人に向けて話しているかのように話すことです。
世間話に時間を使わない
限られた時間で自己紹介をし、自分のビジネスの概要を伝えなければいけないことを考えると、長々と世間話をするのは避けたいところです。
リファーラルマーケティングで売上アップを狙うなら、相手の心に確実に届くメッセージを考える必要があります。時間を取って、自分の商品やサービスの概要を簡潔に表現できる自己紹介を考えてみてください。そうすることで、初対面の人に対して、自分が提供している商品やサービスの内容を上手に説明することができるようになります。交流会などのネットワーキングイベントに参加する際は、手軽に使える原稿をいくつか用意しておくと便利です。
簡潔な自己紹介
ビジネスを目的とした団体や組織では、たとえゲストであっても、自己紹介を求められることがあります。自己紹介のための原稿を用意しておくことで、よりよい結果につなげることができます。いくつか用意すべき原稿の1つに、自分のビジネスの概要を入れておきます。これに加えて、自分の商品・サービスのさまざまな側面について触れたものも用意しましょう。初対面の相手に対して自己紹介する際は、次の構成がおすすめです。
- 名前
- 自分のビジネスまたは専門
- 特定の商品・サービスのもつ利点(どのように相手の役に立つのか)
- 名前をもう一度
名前を述べ、自分のビジネス・職業を述べるところまでは説明するまでもありません。ビジネス・職業の説明と、商品・サービスの利点は分けて話してもかまいませんが、多くの場合は相互に関連してくると思います。場合によっては、ビジネス・職業の説明と商品・サービスの利点とを併せて説明すると楽なこともあります。また、自分の職業を述べる際は、自分が実際に何をしているのかも説明するとよいでしょう。
「わたしはフィナンシャルプランナーです。将来の計画を立てるのをお手伝いをします」
「わたしは広告/マーケティング・コンサルタントです。広告費から最大の成果を得るお手伝いをします」
たんに「フィナンシャルプランナーをしています」や「広告キャンペーンのプランニングをして います」などと言うよりも、このほうが効果的です。
【世界の「ビジネス書」著者も絶賛!】
人生でたった一冊しかネットワーキングに関する本を読まないとしても、この本さえ読めば成功に必要なすべてを得ることができるでしょう。シンプルで飾らない、究極のリファーラルマーケティングの手引きです。
『こころのチキンスープ』著者 ジャック・キャンフィールド
いつの時代にも必要不可欠な一冊です。紹介をもとにしたマーケティングでビジネスを強力に後押しし、つねに競合他社の先を行く存在になるにはどうすればよいのか。本書を読めば、あなたが知るべきこと、実践すべきこと、そしてあなたの取るべき態度のすべてを知ることができるはずです。
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