圧倒的スピードと新規デジタル事業戦略の支援が強み―ストラテジーテック・コンサルティング
(前田 航・ストラテジーテック・コンサルティング Strategy Division/画像=経済界)

創業からわずか1年半で各業界のリーディングカンパニーをクライアントに持ち、急成長を続けるストラテジーテック・コンサルティング。経営戦略とデジタルの融合を掲げる同社の取り組みを前田航執行役員に聞いた。(経済界電子版より転載

前田 航・ストラテジーテック・コンサルティング Strategy Division 執行役員プロフィール

(まえだ・わたる)──北海道生まれ。大手証券会社、国内総合系コンサルティングファーム、外資系コンサルティングファームを経て、2020年に株式会社ストラテジーテック・コンサルティングに入社。21年Strategy Division担当執行役員に就任。

戦略構築から実行まで最適なコストでの伴走型支援を実現

 DXの潮流が本格化する昨今、同社は成果にダイレクトにつながるさまざまなデジタル戦略プロジェクトの他、「ビジネスモデルや事業戦略を見直したい、または新規事業を立ち上げたいが、どのように進めればよいのかわからない」「課題が曖昧で、何をコンサルタントに依頼すればよいのかわからない」といったクライアントに対しても、ゼロから共に作り上げる伴走型支援を提供している。

 「あらゆる分野のナレッジや最新デジタル知見を惜しみなく提供し、クライアントの信頼を勝ち取ってきた」と前田執行役員は語る。

 「必要な戦略策定の方法論や実行施策などをクライアントのリーダーから管掌役員クラスの方にまで身に付けてもらいながら、プロジェクトを成功に導くのが伴走型です。戦略策定の段階から参画しますが、最終的に事業を牽引するのはクライアントです。クライアントの考えやアウトプットをわれわれがレビューとフィードバックし、時には実行支援までしていきます。こういったスタイルは大手コンサルティングファームではなかなかできないので、機動力のあるわれわれならではの強みです」

 大手コンサルティングファームに戦略策定を依頼する場合、目的の方向性が定まっていなければ費用が膨らむことは避けられない。同社はクライアントの悩みを解決するため、ゼロから一緒に出発し、重要な課題を明確にしながらクライアントの成果にダイレクトにつなげるべく、スピードと柔軟性で勝負をしてきた。

 大型受注を経営目標とするコンサルティングファームが多い中で、同社は必要最小限の体制で事業計画をサポートし、コストパフォーマンスの高さが評価されている。

 「スピード感を持って事業の軌道修正をするためには、当然コンサルタントの知見や経験則が必要になります。その中でもDXは当社の得意分野です。しかし、DXは一つの手段であって目的ではありません。そこを間違えることなく、本当にベネフィットに結実させるために戦略を立てていただくことを理解していただきます」

エキスパートに出会えて即時活用できるプラットフォーム

 同社では、今年8月にDXの推進課題を解決するデジタルイノベーションプラットフォーム・ContactEARTHをリリースしている。

 多くの企業がDX推進のためのデジタル人材不足に悩まされている中、「すぐにでもデジタル人材が欲しい」という企業が、同プラットフォームを通じて必要な人材をスカウトし、活用できるシステムだ。

 「当社のプラットフォームには各分野のDXエキスパートが数多く登録されており、当社が掲げる『世界中の叡智を集結し、新たなイノベーションを描き続ける』というビジョンを体現しています。現在、数十万人のDXエキスパートに登録いただくことを目標に取り組んでおり、よりスピーディーかつ安価な料金でDXエキスパートの支援を実現できるようにしたいと考えています。他にも、DXエキスパートやDXに取り組む企業向けに事例やナレッジの解説を提供するメディアなどのサービスを提供しています」

 今後ContactEARTHは7プロダクトの展開を予定しているという。toB、toC向けにサービスを提供していくことで、デジタルイノベーションプラットフォーム事業にさらに注力していく。

グローバル戦略ファームを目指し積極的な採用に取り組む

 人材採用は新卒、中途採用とともに実施しており、マインド、ロイヤリティ、ポテンシャルを重視し、年齢や経歴を問わず面談を行っている。

 「コンサルタント経験があればもちろん有利ではありますが、当社は人柄を最も重要視しています。求めているのは、バイタリティと高いコミットメント意識を持った方です。クライアントの要望にただ応えるだけではなく、さらにクライアントの期待値を超えるアドバイザリーや価値を提供できるコンサルタントを求めています」

 クライアントとゼロから作り上げていくプロジェクトになると、チャレンジングな業務も多い。

 「自分が挑戦したことがない分野でも尻込みせず、ポジティブに取り組んでいける方は弊社に向いていると思います」

 現在、働いている社員も大手事業会社や外資系コンサルティングファームの出身者が多い。現場は縦割りのルーティン業務とは全く異なり、新鋭企業の熱気に満ちている。大手クライアントの役員クラスを支援する同社において、自身の能力とやりたいことに応じて多様な業務に携わることができる

 「私自身も大手コンサルティングファームから昨年ジョインしましたが、ベンチャーならではの自由度の高さが入社の決め手となりました。当社はグローバルでの事業展開を目指していますが、日本国内に閉じない優れたコンサルタントを育成する組織を作り上げ、デジタルを軸として付加価値の高いコンサルティングサービスを実現していきます」

聞き手=垣内 栄 写真=西畑孝則