雇用型インターンシップで学歴や職歴に自信のない若者のキャリアを支援―3Backs
(画像=3Backs代表取締役 三浦尚記(みうら・なおき)/経済界)

3Backsは「非大卒」やフリーター向けのキャリア支援プログラム「リバラボインターンシップ」を運営している。三浦尚記社長の挫折経験を受けて開発した実務研修を通じて、学歴や職歴に自信のない若者の再チャレンジを後押ししている。(経済界電子版より転載

 「逆転転職」を掲げた無料キャリア支援プログラム「リバラボインターンシップ」。3Backsが18~29歳までの若者を研修生として雇用し、ガスや電気など生活インフラの営業経験を積ませつつ、大卒エリートと互角に渡り合える一流人材への育成を図っている。2~3年間のインターンを終えた研修生は営業職や人事職への転職を成功させ、その多くが日本人の平均年収の436万円以上を得ているという。

 三浦尚記社長は「研修生には目に見える成果を上げることで、学歴の壁を乗り越えてほしいと願っています。そのためにも、人格形成からビジネススキルの習得まで当社が全面的にバックアップします」と力を込める。「リバラボ」開発の背景には、大学中退後に職を転々とした三浦社長自身の経験がある。三浦社長は挫折をバネに奮起し、個人事業主として浄水器の訪問販売やサイト制作で実績を積む。そして、大学中退歴のある当時の部下が好条件でヘッドハンティングされた経験から、今のキャリア支援事業を思い付いた。

 三浦社長によるとキャリアでつまずいた若者の多くは他責傾向が強いため、数回の面接で意識転換を促した後に採用を決めるという。関東・中部地方にある17カ所の社員寮で生活習慣の改善をサポートしつつ、ビジネスマナーや営業スキルを教え込む。研修生には評価に応じて役職を与え、早くからマネジメントを経験させる仕組みだ。

 「2、3年でキャリアの土台をつくるため、研修生には覚悟と自覚が欠かせません。その点、部下や後輩を持つと自分自身が気付きを得て意識が変わっていきます」

 これまで独自の施策を通じ、研修生を優秀な営業人材として開花させてきた「リバラボ」。今後はエンジニアコースや採用広報コースを立ち上げ、研修生の選択肢を増やす構えだ。さらにはインターンシップ先となるパートナー企業を開拓、ウェブデザイナーやカスタマーサクセスといったコースの新設を視野に入れる。

 「『リバラボ』を通じて、学歴の関係ない実力社会を実現したいと考えています。当社で育てた優秀な人材を数多くの企業に受け入れていただきたいですね」


会社概要
設立 2009年11月
資本金 3,333万3,333円
売上高 7億6,400万円
(2020年8月期)
所在地 東京都渋谷区
従業員数 160人(グループ全体)
事業内容 若者のキャリア再生支援、転職サポート、転職に関わる情報メディアの運営
https://3backs.com/